【12/1新着】F1 第15戦 バーレーンGP クビアト選手とストロール選手の接触

 

『セーフティカーライン』とは?

 

セーフティカーライン

セーフティカーが導入された後、ピットロード出口からセーフティカーがコースインします。このとき、コースインしようとしているセーフティカーをどこから追い越してはいけないのか、よく分かりません。また、セーフティカー解除のときに、ピットインしようとしているセーフティカーをどこから追い越して良いのかもよく分かりません。

どこからセーフティカーを追い越しても良いのか、どこからセーフティカーを追い越すことが禁止されるのかを明確にするために、『セーフティカーライン』が設定されています。

ピットロード入口付近に第1セーフティカーライン、ピットロード出口付近に第2セーフティカーラインが設定されますが、国内のJAF公認レースにおいてはセーフティカーラインの運用は行わないため、FIA公認レースを開催しないサーキットにおいては、セーフティカーラインの設定がないところもあります。

 

富士スピードウェイ


(富士スピードウェイ一般競技規則書)

 

 

第1セーフティカーライン

ピットロード入口付近に第1セーフティカーラインが設定されています。ピットインしようとピットロードへ進入している車両は第1セーフティカーラインを超えたら追い越しても問題ありません。

同様に、レース再開時にピットインしようとピットロードへ進入しているセーフティカーも第1セーフティカーラインを超えたら追い越しても構いません。

 

レース再開時、セーフティカーが第1セーフティカーラインを超えたら、競技車両はセーフティカーを追い越しても良い。

 

国際モータースポーツ競技規則 付則H項

(2019年4月5日発行版)

2.10 セーフティカー運用手順

2.10.2 - 第1セーフティカーライン:
ピットに進入しようとしている車両に、セーフティカーまたはトラック上を走行する他の競技車両の追い越しを許可するのが妥当と思われる位置。また、セーフティカーが介入終了時にピットに入った時に、競技車両がセーフティカーを追い越すことができる位置でもあること。

 

 

第2セーフティカーライン

ピットロード出口付近に第2セーフティカーラインが設定されています。ピットアウトしようとしている車両が第2セーフティカーラインを超えたらコース上の車両はそのピットアウト車両を追い越してはいけません。

同様に、セーフティカー導入時にコースインしようとピットアウトしているセーフティカーが第2セーフティカーラインを超えたら、コース上の車両はセーフティカーを追い越してはいけません。

 

ピットアウトする車両が第2セーフティカーラインを超える前であれば、メインストレートを通過する車両はピットアウト車両を追い越しても良い。

 

国際モータースポーツ競技規則 付則H項

(2019年4月5日発行版)

2.10 セーフティカー運用手順

2.10.2 - 第2セーフティカーライン:
ピットを離れようとする車両が、トラック上を走行している競技車両と同等の速度に加速すると思われる位置。従って、トラック上の車両は、このラインに到着する前であればピットを離れる他の車両を追い越すことができるが、ラインを超えてからの追い越しは許されない。

 

 

JAF公認(国内格式)レースにおいての運用

国内のレースにおいてはセーフティカーラインの運用は通常行われていません。

 

国際モータースポーツ競技規則 付則H項

(2019年4月5日発行版)

2.10 セーフティカー運用手順

JAF公認競技会における措置:
JAF公認競技会においては、本項2.10.2の適用は行わない。ただし、国際格式競技については当該条項を適用することができる。その際には、当該競技会に関連する競技規則(選手権規定、シリーズ統一規則、競技会特別規則書など)に明記されなければならない。

 

 

スーパーフォーミュラでのセーフティカーラインの運用

JAFが発行する日本語版のH項に記載のあるとおり、JAFが公認するレースにおいてはセーフティカーラインの運用はありませんが、スーパーフォーミュラではセーフティカーラインの運用があります。

これは2015年に富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラ第3戦でセーフティカーが導入されたとき、セーフティカー解除のタイミングで第1セーフティカーラインを通過する前のセーフティカーを競技車両が追い越したことにより、ルールを明確化するために規定されたと言われています。

 

出典:youtube.com

 

SUPER GTでのセーフティカーラインの運用

SUPER GTでは2020年シーズンからセーフティカーの運用が行われます。2020年からSUPER GTではフルコースイエロー(FCY)が導入されますが、フルコースイエロー中のピットインが禁止されます。

ただし、フルコースイエローが導入されたタイミングでピットロード入口にある第1セーフティカーを超えていれば、ピットインが認められます。この運用のためにセーフティカーラインが導入されることになりました。

 

 

 

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