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FIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP

2020年シーズン対応

FIA-F4とは

FIA-F4はFIA(国際自動車連盟)の認定を受けたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで2014年にイタリアシリーズがスタートしました。現在では日本を含め、世界各地で開催されています。

FIA-F4はFIA F3やフォーミュラリージョナルの下位カテゴリーとして位置付けられ、日本では全日本カート、スーパーFJ、JAF-F4などを卒業したドライバーのステップアップ先のカテゴリーとなっています。

日本ではSUPER GTを運営するGTAがFIA-F4のプロモーターとなり、2015年から『FIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP』をスタートしました。SUPER GTのサポートレースとして、年間14戦のレースが開催されています。

以下はFIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIPに関する内容です。

 

©GTA

 

 

マシンは童夢製『DOME F110』のワンメイク

FIA-F4のシャシーとエンジンはワンメイクと定められています。国内で開催されているFIA-F4で使用されるマシンは童夢がFIA-F4のために開発した『童夢F110』が採用されています。

童夢F110にはトヨタの3ZR-FEエンジンをベースとしてトムスが改良した『TZR42』エンジンが搭載されています。いずれもFIAの基準をクリアしています。

トランスミッションは戸田レーシング製のパドルシフト付きの6速シーケンシャルギアボックスでタイヤはダンロップタイヤのワンメイクです。

 

童夢 DOME F110

全長 4,341 mm
全幅 1,740 mm (タイヤ間)
全高 950 mm (ROLL HOOP)
ホイールベース 2,750 mm
トレッド(Front) 1,550 mm
トレッド(Rear) 1,490 mm
車両重量 610 kg (ドライバーの体重含む)
サスペンション(Front) ダブルウィッシュボーン / プッシュロッドオンアップライト
サスペンション(Rear) ダブルウィッシュボーン / プッシュロッドオンアップライト
ホイール(Front) 13″×8J インセット24C/L
ホイール(Rear) 13″×10J アウトセット9C/L
タイヤ(Front) 195 / 550 R13
タイヤ(Rear) 240 / 570 R13

 

出典:dome.co.jp

 

 

トムス TZR42 エンジン 仕様

エンジン形式 TZR42
ベースエンジン TOYOTA 3ZR-FE
エンジン仕様 自然吸気
可変バルブタイミング
電子制御スロットル
排気量 1,987 cc
ボア×ストローク 80.5 × 97.6 mm
ECU & GCU R&SPORT
クラッチ AP 7.25 inch
スターター/オルタネーター DENSO

 

出典:dome.co.jp

 

 

2020年 FIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP スケジュール

これまでFIA-F4はSUPER GTのサポートレースとして国内で開催される7大会で2レースずつの全14戦を開催してきました。また、選手権を成立させるために少なくとも年間14戦の開催が必要となります。

ところが2020年シーズンは富士スピードウェイが東京オリンピックの自転車競技の開催地となるため、SUPER GTは例年よりも富士スピードウェイでの開催が1戦少なくなり、国内での開催は6大会となります。

そこで、FIA-F4は年間14戦のレース開催を確保するため、スポーツランドSUGOとオートポリスで開催される大会については3レースで行われることになりました。2020年は6大会14レースで争われます。

しかしながら、新型コロナウイルス『CIVID-19』感染拡大の影響により、スケジュール変更を強いられ、最終的に2020年は4大会12レースで開催されることになりました。

 

ラウンド 日程 開催地
第1戦
第2戦
第3戦
10/2~10/4 富士スピードウェイ
第4戦
第5戦
第6戦
10/23~10/25 鈴鹿サーキット
第7戦
第8戦
第9戦
11/6~11/8 ツインリンクもてぎ
第10戦
第11戦
第12戦
11/27~11/29 富士スピードウェイ

 

オータムトレーニング

ラウンド 日程 開催地
トレーニング 9/1 富士スピードウェイ

 

 

ライセンス

FIA-F4へ参戦するにはJAFが発行する国内競技運転者許可証A(国内A級ライセンス)以上国際競技運転者許可証B(国際B級ライセンス)以下のライセンス、もしくはJAF国内競技運転者許可証A(限定国内A級ライセンス)を保有している必要があり、かつ以下の条件を満足している必要があります。

  • 過去のレース出場実績が3回以上
  • 過去のレース出場実績が2回以上で、かつJAF公認レーシングコースにおけるスポーツ走行の経験時間が4時間以上出会ってその証明を有すること。
  • 過去にレースの出場実績が1回で、かつJAF公認レーシングコースにおけるスポーツ走行の経験時間が6時間以上あり、その証明を有すること。
  • JAF公認レーシングコースにおけるスポーツ走行の経験時間が9時間以上あり、その証明を有すること。

 

ただし、過去3年間(2017年〜2019年)にGP2、FIA F2、スーパーフォーミュラ、全日本F3選手権で上位3位以内に入賞したドライバーは2020年シーズンへ参戦することができません。

 

スーパーライセンスポイント

FIA-F4のシリーズ7位までのドライバーには、F1ドライバーになるために必要なスーパーライセンスポイントが与えられます。過去3年においてスーパーライセンスポイントを40ポイント以上を獲得することでスーパーライセンスを取得できる資格が与えられます。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
12 10 7 5 3 2 1 0 0 0

 

F1ドライバーになるために必要なスーパーライセンス

 

 

スカラシップ

FIA-F4では協賛スポンサーの支援により、FIA-F4への参戦資金の大半を補助してもらえる『FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE』プログラムが毎年行われています。

参戦にあたり最も費用が必要となるFIA-F4車両のレンタル費やメンテナンス費を含む様々なサポートを受けることができます。

プログラムの参加には書類選考と実走テストによる選考を勝ち抜く必要がありますが、ステップアップのためには参戦費用が最大のネックとなるため若手ドライバーにとって魅力的なプログラムであると言えます。

 

 

公式予選

FIA-F4の公式予選は20分〜30分の走行時間で行われます。ベストラップ順が第1レースのグリッド順となり、セカンドベストラップ順が第2レースのグリッド順となります。上位3位のドライバーのベストタイムを平均し、その110%が公式予選通過基準タイムとなり、このタイムをクリアできなければ予選落ちとなります。

 

 

決勝

レース距離は1レースあたり60km(60kmを超える最小周回数)または30分間で行われる2レース、または3レースと定められています。レースのスタートはスタンディングスタートで行われます。

 

 

セーフティカー

レース中、コース上に危険な状況が発生した場合は、セーフティカーが導入されます。その際の運用ルールは国際モータースポーツ競技規則付則H項に準拠します。

 

 

タイヤ

FIA-F4はダンロップタイヤのワンメイクです。

 

 

タイヤは公式予選から各決勝のレーススタート時に使用可能なドライタイヤは事前の車検でマーキングされた1セット(前輪2本、後輪2本)のみと決められています。

レース審査委員会が認めた場合に限り、タイヤ1本のみであればタイヤ交換が可能です。ただし、2本以上タイヤを交換する場合は、決勝は最後尾スタートとなります。

1大会で3レースが開催される場合、タイヤに関するレギュレーションは別途決定されます。

ウェットタイヤに関しては使用本数に限りがなく、タイヤマーキングなどの管理も行われません。ただし、競技長がウェット宣言を行わない限り、ウェットタイヤを使用することができません。

 

 

スペアカーの使用禁止

FIA-F4ではスペアカーの使用は認められていません。そのため、万一、クラッシュやトラブルなどで車両が走行できなくなった場合は修復しなければなりません。修復できなかった場合はリタイア届けを提出しリタイヤしなければなりません。

 

 

ポイント

決勝の順位に応じて、以下のポイントが与えられます。シーズンを通して最も多いポイントを獲得したドライバーがチャンピオンとなります。

FIA-F4では各レースにおいて5台以上のエントリーがあり、年間に少なくとも14レースが成立しなければ選手権は成立しません。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
25 18 15 12 10 8 6 4 2 1

 

赤旗でレースが中断したままレースが終了した場合

先頭車両が2周回を完了する前にレースが赤旗により中止された場合

レースは成立せず、ポイントは与えられません。

 

先頭車両が2周回を完了し、レース距離の75%未満でレースが中止された場合

レースは成立しますが、与えられるポイントは半分となります。

 

先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後にレースが中止された場合

レースは成立し、全てのポイントが与えられます。

 

 

レース結果

2019年 FIA F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP レース結果

 

 

 

 

関連サイト

 

 

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