2022年 F1 第7戦 モナコGP 開催概要

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権

2022年

 

『全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権』とは?

四輪モータースポーツの最高峰として『FIA Formula 1 World Championship (F1)』が存在し、その下位カテゴリーとして以前はGP2とGP3が存在していました。FIAはF1を頂点とするピラミッドの再編を行い、GP2は『FIA Formula 2 Championship (FIA F2)』へ、GP3は『FIA Formula 3 Championship (FIA F3)』へと変更されました。

これまでF3として開催されてきたレースカテゴリーは2019年シーズンをもって廃止となり、1979年から国内で開催されてきた『全日本F3選手権』も同様に2019年をもって終了となりました。

世界ではこれまでのF3に代わり2020年から『フォーミュラ・リージョナル (FORMULA REGIONAL)』シリーズが新たにスタートすることになり、国内においても『FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ)』が始まりました。

 

 

全日本F3選手権を運営していた日本フォーミュラスリー協会はフォーミュラ・リージョナルシリーズとは異なり、全日本F3選手権のマシンやレギュレーションを踏襲しつつ、ドライバーの育成も可能な新たなフォーミュラカーによるシリーズの発足を計画しました。

スーパーフォーミュラを運営するJRP(日本レースプロモーション)の協力もあり、これまでの全日本F3選手権の後継となる『全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権』が2020年から新たにスタートしました。

また、これまで日本フォーミュラスリー協会が行ってきた事業は新たに発足した『SFLアソシエーション』に引き継がれています。

 

出典:superformula-lights.com

フォーミュラリージョナルシリーズはエンジンがワンメイクであることがFIA公認の条件となっていますが、スーパーフォーミュラ・ライツのエンジンは全日本F3選手権と同様にマルチメイクを踏襲します。

スーパーフォーミュラ・ライツで使用されるマシンはイタリアのレーシングコンストラクターであるダラーラが開発した『ダラーラ320』のワンメイクです。これまでの全日本F3選手権で使用されてきたダラーラF312〜F317をダラーラ320相当にアップデートすることでスーパーフォーミュラ・ライツに参戦することができるようになっています。

スーパーフォーミュラ・ライツのタイヤは全日本F3選手権から引き続き『ヨコハマタイヤ』のワンメイクです。横浜ゴムは2022年までスーパーフォーミュラ・ライツへタイヤを供給することを明らかにしています。

 

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
ロゴマーク

 


©SFLアソシエーション

 

マシンは『ダラーラ 320』のワンメイク

スーパーフォーミュラ・ライツの競技車両はこれまで全日本F3選手権で使用されてきたダラーラF312〜F317の後継となるダラーラ製の『ダラーラ 320』が採用されます。

ダラーラF312〜F317のモノコックやサスペンションなどのパーツを交換することでダラーラ320相当にアップデートすることが可能となっています。

ダラーラ320は2018年のF1安全基準をクリアしており、ドライバーの頭部保護システムであるヘイロー(HALO)が追加されています。重量物であるHALOが追加されたものの軽量化やダウンフォースの増加によって、これまでのダラーラF312〜F317以上のパフォーマンスを発揮しています。

 

 

ダラーラ 320

安全規則 FIA F1 2018 Technical Regulations
安全装備 チタン製HALO、サイドストラクチャー、リア ストラクチャー、シートピロー等
燃料タンク FIA FT5
ホイールベース 2,866 mm
フロントトレッド 1,618 mm
リアトレッド 1,540 mm
重量 585 kg (ドライバー、バラスト含む)
ギヤボックス Hewland F3B-200 6-speed sequential + reverse
エンジン FIA F3 2018 Technical Regulations 準拠 (現行 F3エンジン)
電子制御 Bosch MS5.8 – Bosch C60 – Megaline semi-automatic system
メカニカル 現行のサスペンション、ダンパー、ブレーキパーツ、ホイール等を踏襲

 

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
2022年 エントリーリスト

No. Mクラス ドライバー チーム マシン
1   木村 偉織 B-MAX RACING TEAM HFDP WITH B-MAX RACING
2   太田 格之進 TODA RACING HFDP WITH TODA RACING
4 M 今田 信宏 B-MAX RACING TEAM JMS RACING with B-MAX
10   川合 孝汰 ルーニースポーツ Rn-sports 320
11 M 植田 正幸 ルーニースポーツ Rn-sports 320
30 M DRAGON B-MAX RACING TEAM TEAM DRAGON B-MAX 320
35   野中 誠太 TOM’S PONOS Racing TOM’S 320
36   古谷 悠河 TOM’S Deloitte. HTP TOM’S 320
37   小高 一斗 TOM’S Kuo モビリティ中京 TOM’S 320
38   平良 響 TOM’S Kuo モビリティ中京 TOM’S 320
50   菅波 冬悟 B-MAX RACING TEAM Byoubugaura B-MAX Racing 320
62   平木 湧也 HELM MOTORSPORTS HELM MOTORSPORTS 320
63   平木 玲次 HELM MOTORSPORTS HELM MOTORSPORTS 320

※2022年 第1大会 富士スピードウェイ エントリーリスト

 

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
2022年 開催スケジュール

2022年シーズンのスーパーフォーミュラ・ライツは2021年シーズンと同様の全6大会が開催されます。岡山国際サーキットで開催される第6大会を除き、スーパーフォーミュラとの併催となります。

 

ラウンド 開催日 開催サーキット
第1大会 4/8~4/10 富士スピードウェイ
第2大会 4/22~4/24 鈴鹿サーキット
第3大会 5/20~5/22 オートポリス
第4大会 6/17~6/19 スポーツランドSUGO
第5大会 8/19~8/21 モビリティリゾートもてぎ
第6大会 9/23~9/25 岡山国際サーキット

 

【参考】
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
2021年 開催スケジュール

ラウンド 開催日 開催サーキット
第1大会 4/2~4/4 富士スピードウェイ
第2大会 4/23~4/25 鈴鹿サーキット
第3大会 5/14~5/16 オートポリス
第4大会 6/18~6/20 スポーツランドSUGO
第5大会 8/27~8/29 ツインリンクもてぎ
第6大会 10/15~10/17 ツインリンクもてぎ

 

 

ライセンス

スーパーフォーミュラ・ライツに参戦できるドライバーの資格は『国内競技運転者許可証A (国内A級ライセンス)』以上の保持者である必要があります。

16歳以上18歳未満のドライバーに特別に発給される『限定国内競技運転者許可証A (限定Aライセンス)』の保持者でFJ1600、スーパーFJ、F4の地方選手権もしくは国内シリーズにおいて年間総合順位3位以内に入賞したドライバーは、翌年に限定Aライセンスでスーパーフォーミュラ・ライツへの参戦が認められます。

国際格式で開催される場合は国際競技運転者許可証B(国際B級ライセンス)以上の保持者である必要があります。

また、スーパーライセンスを所有しているドライバー、もしくは、2021年のFIA F2またはスーパーフォーミュラにおいてシリーズランキング上位6位のドライバーはスーパーフォーミュラ・ライツへの参戦が認められません。

 

スーパーライセンスポイント

スーパーフォーミュラ・ライツのシリーズ8位までのドライバーには、F1ドライバーになるために必要なスーパーライセンスポイントが与えられます。

過去3年においてスーパーライセンスポイントを40ポイント以上を獲得することでスーパーライセンスを取得できる資格が与えられます。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
15 12 10 7 5 3 2 1 0 0

 

 

 

公式予選

スーパーフォーミュラ・ライツでは1大会で開催されるレース数によって決勝のグリット順を決める公式予選の手順が変わります。

 

1大会1レースの場合

1大会1レースの場合は最小30分の公式練習とその後2時間30分以上のインターバルをおいて行われる20〜30分の公式予選が開催されます。公式予選でのタイム順に決勝のグリッドが決定します。

すべてのドライバーは公式予選に出走(コースイン)することが義務付けられています。

 

1大会2レースの場合

1大会2レースの場合は以下のいずれかの方法で公式予選が行われます。どちらの方法で実施するのかは特別規則書で規定されます。

 

10分の公式予選を2回行う。

1回目の公式予選の結果が第1レースのグリッド順、2回目の公式予選の結果が第2レースのグリッド順になります。

 

30分の公式予選を1回行う。

公式予選で計測されたベストタイム順が第1レースのグリッド順、セカンドベストタイム順が第2レースのグリッド順になります。

 

1大会3レースの場合

1大会3レースの場合における公式予選の実施方法およびグリッド順の決定方法については大会特別規則書て規定されます。

 

 

レースフォーマット

1大会における開催レース数によってレース距離が変わります。

 

1大会1レースの場合

最短90km、最長100kmのレースが開催されます。

 

1大会2レースの場合

以下の距離で2レースが開催されます。

  • 65kmのレース
  • 90km~100kmのレース

 

1大会3レースの場合

以下の距離で3レースが2日間に分けて開催されます。

  • 65kmのレース
  • 90km~100kmのレース
  • 65kmのレース、もしくは90km~100kmのレース

 

※国際格式として開催される場合は、いずれのレース形態であってもレース距離は最短65kmとなります。

 

 

タイヤ

スーパーフォーミュラ・ライツのタイヤはヨコハマタイヤのワンメイクです。

 

 

プラクティスセッションから決勝を通して使用できるタイヤのセット数は1大会ごとの開催レース数に関わらず、ドライタイヤは最大2セット(前輪4本、後輪4本)、ウェットタイヤは最大3セット(前輪6本、後輪6本)と定められています。

2021年シーズンにおいては、プラクティスセッションから決勝を通して使用できるドライタイヤとウェットタイヤのセット数は、1大会1レース制および2レース制の場合は最大2セット(前輪4本、後輪4本)、1大会3レース制の場合は最大3セット(前輪6本、後輪6本)と定められていました。

2022年シーズンは1大会を2セットのドライタイヤで争うことになります。

また、スーパーフォーミュラ・ライツではタイヤの加工や裏組、タイヤウォーマーの使用は禁止されています。

 

 

レース中のペナルティ

スーパーフォーミュラ・ライツのレース中に科せられるペナルティは以下の4つと定められています。いずれも、スーパーフォーミュラを踏襲したペナルティとなっています。

 

  • 5秒間のタイムペナルティ
  • 10秒間のタイムペナルティ
  • ドライブスルーペナルティ
  • ペナルティストップ

 

 

ポイントシステム

決勝の順位に応じて、上位6位のドライバーに以下のポイントが与えられます。シーズンを通して最も多いポイントを獲得したドライバーがチャンピオンとなります。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位
10 7 5 3 2 1

 

赤旗でレースが中断したままレースが終了した場合

先頭車両が2周回を完了する前にレースが赤旗により中止された場合

レースは成立せず、ポイントは与えられません。

 

先頭車両が2周回を完了し、レース距離の75%未満でレースが中止された場合

レースは成立しますが、与えられるポイントは半分となります。

 

先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後にレースが中止された場合

レースは成立し、全てのポイントが与えられます。

 

マスタークラス

スーパーフォーミュラ・ライツでは全日本F3選手権で導入されていた『マスタークラス』が継続して設定されています。

マスタークラスでは40歳以上のジェントルマンドライバーと女性ドライバーを対象としており、全ドライバーを対象とし、総合順位を争う『オーバーオール』とは別にマスタークラスに参戦するドライバーのみを対象とし順位付けが行われます。

 

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
レース結果

 

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
視聴方法

スーパーフォーミュラ・ライツは『YouTube』でライブ配信されます。

 

 

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
レギュレーション

 

 

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