2024年 F1 第24戦 アブダビGP 開催概要

 

2023年 スーパー耐久の『ポイントシステム』

2023年

 

スーパー耐久では各クラスのチーム(エントラント)に対するタイトルが設定されています。F1やSUPER GTなどのカテゴリーと異なり、ドライバーに対するタイトルは設定されていません。

レースの順位に応じて与えられるポイント数はレース距離に応じて変化します。シーズンを通して獲得したポイントの合計が最も多いチームがチャンピオンとなります。

スーパー耐久では、レースの順位に応じて与えられるポイント以外に、ポールポジションを獲得することによって与えられるポイントがあります。

 

 

レースの順位に応じたポイント
(全クラス共通)

スーパー耐久では各クラスごとのレースの順位に応じてポイントがチームに対して与えられます。

与えられるポイント数はレース距離に応じて以下のように変化します。

2023年シーズンのレース距離は3時間、4時間、5時間、24時間の3種類が設定されています。

 

レース距離が40分または100km以上のスプリントレース

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
10 7.5 6 5 4 3 2 1.5 1 0.5

 

レース距離が3時間または300km以上
(3時間レース、または4時間レースの場合)

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 12 10 8 6 4 3 2 1

 

レース距離が5時間または700km以上
(5時間レースの場合)

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
30 22.5 18 15 12 9 6 4.5 3 1.5

11位以下で完走扱いの場合に1ポイント

 

レース距離が12時間または1400km以上
(24時間レースの場合)

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
45 35 27 23 18 13 9 7 5 3

11位以下で完走扱いの場合に1ポイント

 

 

最終戦は1.5倍のポイントが与えられる

2023年シーズンから、シリーズ最終戦において与えられるポイントが1.2倍、もしくは1.5倍となることになりました。

2023年シーズンのスーパー耐久は最終戦が4時間レースで開催されるため、最終戦(第7戦)に与えられるポイントは通常ポイントの1.5倍になります。

 

最終戦のレース距離が5時間または700km未満の場合

通常ポイントの1.5倍のポイントが与えられます。

 

最終戦のレース距離が5時間または700km以上の場合

通常ポイントの1.2倍のポイントが与えられます。

 

2023年シーズン最終戦(4時間レース)の場合

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
30 22.5 18 15 12 9 6 4.5 3 1.5

 

 

有効ポイント制

2023年シーズンのスーパー耐久シリーズはST-Xクラス、ST-Zクラス、ST-TCRクラスにおいては2022年シーズンに引き続き、7大会中6大会で獲得したポイントが有効となる『有効ポイント制』となります。ただし、開催されたレースの合計数が6戦以下の場合は、開催されたすべてのレースが獲得ポイントの対象となります。

ST-1クラス、ST-2クラス、ST-3クラス、ST-4クラス、ST-5クラスにおいては有効ポイント制ではありませんが、全7大会のうち各クラスがいずれかの1大会で不参加となるため、全6大会で獲得したポイントで争われます。

 

ST-X / ST-Z / ST-TCR

全7大会中6大会の有効ポイント制

 

ST-1 / ST-2 / ST-3 / ST-4 / ST-5

有効ポイント制ではなく、参戦する全6大会で獲得したポイントで争われます。

 

 

ポールポジションを獲得したチームへ2ポイント
(全クラス共通)

スーパー耐久では公式予選で各クラスのポールポジションを獲得したチームに2ポイントが与えられます。

2019年シーズンまでは、ポールポジションを獲得したチームに与えられるポイントは1ポイントでしたが、2020年シーズンから2ポイントへ変更されました。

 

 

レース途中で中止となった場合

レース中にレッドフラッグ(赤旗)が振られて中断となり、そのまま再開されることなく途中でレース終了となる場合があります。

 

 

スーパー耐久では、それまでに完了したレース時間によって、与えられるポイントが変化します。

2019年シーズンまでは当初のレース時間、距離を完了する前にレッドフラッグが振られてレースが終了した場合に与えられるポイント数は、STO(スーパー耐久機構)のブルテンによって与えられるポイントが決定されていました。

2020年シーズンからレギュレーションでレッドフラッグが振られてレースが終了したときに与えられるポイント数が定められました。

 

先頭車両が2周回を完了し、かつ走行時間が当初のレース時間の2/3未満でレースが中止された場合

レースは成立し、シリーズポイントの半分が与えられます。

 

先頭車両が当初のレース時間の2/3以上を完走した後にレースが中止された場合。

レースは成立し、シリーズポイントは全てが与えられます。

 

上記以外の場合は、STO(スーパー耐久機構)が発行するブルテンにより発表されます。

 

 

同ポイントの場合

スーパー耐久では獲得したポイントが同ポイントとなった場合、以下の方法により順位が決定されます。

 

  • 1位の回数が多い方が上位となる
  • 1位の回数が同じ場合は2位の回数が多い方が上位となる
  • 1位、2位の回数が同じ場合は3位の回数が多い方が上位となる
    といったように順位が決まるまで続ける。

 

上記の方法で順位が決定できない場合は、最終戦の順位をもとにSTOが決定します。

 

 

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