2024年 F1 第22戦 ラスベガスGP 開催概要

 

2022年 スーパーフォーミュラの『ポイントシステム』

2022年

 

2023年シーズンの内容については
こちらを参照ください。

 

スーパーフォーミュラではF1と同様にドライバーとチームに対してのタイトルがあります。

ドライバーとチームに対して、公式予選や決勝の順位に応じたポイントが与えられ、シーズンを通して獲得したポイントの合計でチャンピオンを決定します。

2020年シーズン、2021年シーズンのスーパーフォーミュラでは、新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響により、入国制限のため来日できない外国人ドライバーやWECなどの海外レースへ参戦するドライバーの帰国時の自己隔離などを考慮し、全7大会のうち、上位5大会で獲得したポイントが有効となる『有効ポイント制』が導入されました。

2022年シーズンのスーパーフォーミュラは有効ポイント制が撤廃され、2019年シーズン以前と同様にすべての大会で獲得したポイントによってタイトルが争われます。

 

 

レース順位に応じたポイント

2022年シーズンのスーパーフォーミュラでは、決勝の順位に応じて上位10位のドライバーに対して以下のポイントが与えられます。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 11 8 6 5 4 3 2 1

 

2022年シーズンの変化点

2021年シーズンのスーパーフォーミュラでは、『1大会2レース制』のフォーマットで開催された場合、それぞれのレースの順位で獲得できるポイント数は『1大会1レース制』で開催された場合に獲得できるポイントの半分と定められていました。

2021年シーズンは1大会2レース制のフォーマットで開催されることはありませんでしたが、2022年シーズンのスーパーフォーミュラでは、1大会2レース制のフォーマットで開催された場合においても、それぞれのレースで獲得できるポイントは1大会1レース制で開催された場合と同等のポイントとなります。

したがって、1大会2レース制のフォーマットで開催された場合、両方のレースで優勝すると、1大会で40ポイントを獲得することが可能になります。

 

1大会 2レース制 (2022年シーズン)

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 11 8 6 5 4 3 2 1

 

1大会 2レース制 (2021年シーズン)

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
10 7.5 5.5 4 3 2.5 2 1.5 1 0.5

 

 

レッドフラッグによりレースが中断のまま終了となった場合

レース中にレッドフラッグが振られてレースが一時中断となったあと、再開されずにそのままレースが終了となる場合があります。

このような場合は、先頭車両が完了した周回数によって与えられるポイントが変わります。

2021年シーズンのスーパーフォーミュラではオートポリスで開催された第3戦において、決勝が雨による悪天候のため13周目にレッドフラッグが振られて中断となり、レースは再開されることなく、そのまま終了となりました。このとき、先頭車両がレース距離の75%を完了していなかったため、順位に応じて与えられるポイントは半分となりました。

 

先頭車両が2周回を完了する前に中止となった場合

レースは成立せず、ポイントは与えられません。

 

先頭車両が2周回を完了し、レース距離の75%未満で中止となった場合

レースは成立しますが、与えられるポイントは半分になります。

 

先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後で中止となった場合

レースは成立し、通常のポイントが与えられます。

 

 

公式予選の順位に応じたポイント

スーパーフォーミュラでは公式予選の順位に応じて、上位3位のドライバーに対してポイントが与えられます。

1大会2レース制のフォーマットで開催された場合も、それぞれのレースの公式予選の順位に応じて、同様のポイントが与えられます。

 

1位 3ポイント
2位 2ポイント
3位 1ポイント

 

 

チームに対してのポイント

チームに所属するドライバーが獲得したポイントと同数のポイントがチームに対してのポイントとして与えられます。

ただし、3台以上でエントリーしているチームにおいては、上位2台が獲得したポイントがチームに対してのポイントとしてカウントされます。

 

 

同点の場合

複数のドライバーが獲得したポイントの合計で同ポイントとなった場合は、それぞれの大会で高得点を得た回数の多い順に決定します。

最終戦を終えた時点で上記の方法で順位が決まらなかった場合は、最終戦で獲得したポイントが多い方のドライバーが上位となります。

それでも順位が決まらなかった場合は、最終戦の前の大会で獲得したポイントが多い方のドライバーが上位となります。このように順位が決まるまで大会を遡ります。

 

 

レギュレーション

2022年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第7条 選手権得点

2. 選手権レースとして認定された各レースにおいて、ドライバーおよびチームに与える得点は、下記の得点基準を適用する。
非得点者があった場合は、その順位を繰り上げて得点が与えられる。

1) ドライバーに対する得点:
(1) 得点は各認定レースの総合順位に基づき、下記の得点基準に従い授与される。

得点基準:
① 1大会1レース制の場合:
1位-20点 6位- 5点
2位-15点 7位- 4点
3位-11点 8位- 3点
4位- 8点 9位- 2点
5位- 6点 10位- 1点
② 1大会2レース制の場合:夫々に上記の得点

(2)ドライバーは年間の各レースを通じて第6条に合致する車両であれば、異なる車両で参加しても得点が加算される。
(3)予選上位者に対し以下の通り得点を与える。
①1大会1レース制の場合:
1位-3点
2位-2点
3位-1点
②1大会2レース制の場合: 夫々に上記の得点

2)チームに対する得点:
(1)チームに対する得点は、エントラントに対して与えられる。
(2)各レースにおいて同一エントラントに所属する車両が得た順位のうち、上位2台分が得点対象となる。
(3)各レースの順位による得点は、ドライバーに対する得点基準と同じとする。

 

3) 不可抗力によるレース中止の場合の取り扱い:
(1) 先頭車両が2周回を完了する前にレースが中止された場合、レースは成立せず、選手権得点は与えられない。
(2) 先頭車両が2周回を完了し、かつ走行距離がレース距離の75%未満でレースが中止された場合、レースは成立し選手権得点の半分が与えられる。
(3) 先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後にレースが中止された場合、レースは成立し選手権得点はすべて与えられる。

4) 得点合計の対象となるレース数は、選手権レースとして開催されたレースのすべてとなる。

 

第8条 デッドヒート(同着)

2. 複数のドライバーまたはチームが同一の得点を得た場合は、下記の基準を用いて上位を決定する。

1) 高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。

2) 上記1)の回数も同一の場合、最終戦における得点をもって決定する。
最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。

 

 

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