【1/16新着】2021年 スーパーフォーミュラ・ライツ

 

2021年 F1の『レーススタート』の手順

2021年

 

F1ではレーススタートの時間になると、スタートに先駆けてフォーメーションラップが行われます。その後、すべての車両がグリッドに着き、シグナルの合図でスタンディングスタート方式によってレースがスタートします。

F1を観たことがある方は、レースのスタート手順はおおよそ理解していると思います。本記事では、F1のレコノサンスラップからレーススタートまでの手順を詳細に解説したいと思います。

 

 

レーススタートに向けてのタイムスケジュール

F1ではフォーメーションラップの開始時間を起点として以下のタイムスケジュールでスタート進行が行われています。

通常、レースのスタート時間とはフォーメーションラップの開始時間を指します。

 

フォーメーションラップ
開始
内容
40分前 レコノサンスラップ開始
(ピットロード出口オープン)
32分前 警告音
(ピットロード出口閉鎖2分前)
30分前 レコノサンスラップ終了
(ピットロード出口クローズ)
10分前 ドライバー、競技役員、チームスタッフ以外は
全員グリッドから退去
5分前 全ての車両はタイヤの装着を完了
3分前 グリッド上のチームスタッフは16人を超えてはならない
1分前 エンジン始動
15秒前 チームスタッフは全員グリッドから退去完了
この後グリーンライトが点灯されフォーメーションラップ開始

 

 

スターティンググリッド

レコノサンスラップに先立ち、レースのスタート順となるスターティンググリッドが発表されます。

スターティンググリッドは基本的に公式予選の結果に基づいて決定します。ただし、グリッド降格のペナルティを考慮する必要があるため、必ずしも公式予選の結果順にレースがスタートするとは限りません。

グリッド降格のペナルティとは、公式予選中のフラッグ無視や妨害行為などによって科せられる場合があります。また、前戦のレース中の接触行為に対して、グリッド降格のペナルティが科せられる場合もあります。

また、レギュレーションで定められた数を超えてギアボックスやパワーユニットを交換する場合にもグリッド降格のペナルティが科せられます。

これらのグリッド降格のペナルティが反映され、最終的にスターティンググリッドが決定します。

 

 

レコノサンスラップ

フォーメーションラップ開始時刻の40分前になると、ピットロード出口のシグナルが赤から緑に変わり、コースオープンとなります。各車両は自身のピットからコースインし、コースを1周走行した後にメインストレートにある自身のグリッドに着きます。

F1では、このピットからコースインをしてグリッドに着く周回を『レコノサンスラップ』と呼びます。

レコノサンスラップではコースインした後もすぐにグリッドに着く必要はありません。コースを1周した後にピットインすることが認められています。レコノサンスラップの時間内であれば何周も走行することができます。

レコノサンスラップが始まってから8分が経過した時点で警告音が鳴ることになっています。これは、ピットロード出口がクローズとなる2分前であることを意味しています。

フォーメーションラップ開始時刻の30分前になるとピットロード出口のシグナルが赤に変わり、コースインすることができなくなります。時間内にコースインできなかった車両はピットスタートとなります。

ピットロードがオープンになると、各チームごとに42名までのチームスタッフがグリッドへの入場が認められています。

 

ピットスタート

レコノサンスラップの間にコースインできなかった車両はピットスタートとなります。ピットスタートの車両はフォーメーションラップに参加することができません。

フォーメーションラップが終わり、シグナルの合図によってレースがスタートします。スタートした車両がピットロード出口付近を通過した後、ピットロード出口のシグナルが緑に変わります。この時点から、ピットスタートの車両はレースに加わることができます。

 

 

スタート進行

レコノサンスラップが終わり、すべての車両がグリッドに着きます。その後、フォーメーションラップに向けて、カウントダウンが行われます。

グリッド上では、チームのメカニックやエンジニアがマシンの最終チェックを行います。フォーメーションラップの開始前にはセレモニーとして開催国の国歌斉唱が行われることになっています。

フォーメーションラップ開始時刻の10分前には競技役員とチームの技術スタッフを除き、グリッドから退去しなければなりません。

フォーメーションラップ開始時刻の5分前までに各車両はタイヤを装着しなければなりません。フォーメーションラップ開始時刻の5分前以降にタイヤを装着した場合はペナルティが科せられます。

フォーメーションラップ開始時刻の1分前になるとエンジンを始動し、チームスタッフはフォーメーションラップ開始時刻の15秒前までにグリッド上から退去しなければなりません。

 

出典:youtube.com

シグナルの意味(2) レーススタートでの点灯方法①

 

 

フォーメーションラップ

フォーメーションラップに向けてのカウントダウンがゼロになり、グリッド前方にあるスタートシグナルにグリーンライトが点灯し、グリーンフラッグが振られたら先頭の車両からフォーメーションラップを開始します。

このとき、エンジンストール等のトラブルによりフォーメーションラップをスタートできなかった車両はマーシャルによってピットに押し戻されます。再スタートが可能であればピットロードからのピットスタートが認められます。

フォーメーションラップ中の追い越しは禁止されています。ただし、トラブル等によってスピードを出すことができずにスロー走行している車両を追い越すことは認められています。

この遅れてしまった車両は第1セーフティカーラインに到達するまでに元のグリッド位置に戻ることができなければ、ピットロードからのピットスタートとなります。

フォーメーションラップ中は、前後の間隔が開きすぎないように走行し、コースを1周走行した後、すべての車両は自身のグリッドに停止します。

グリッドに正しく停止したかどうかはグリッドマーシャルによってチェックされます。すべての車両が正しくグリッドに停止すると、グリッド後方でグリーンフラッグが振られます。

 

出典:youtube.com

 

 

スタンディングスタート

F1のレースはスタンディングスタート方式でスタートします。

シグナルはシリーズを通して共通の5ユニット式のシグナルで行われます。スターターはF1のレースディレクターであるマイケル マシ氏が担当します。

 

 

1秒ごとに1つずつレッドシグナルが点灯し、5つのレッドシグナルがすべて点灯した後、全てのレッドシグナルが同時に消灯され、レースがスタートします。

全てのレッドシグナルが点灯してからレーススタートとなる消灯までの時間はレーススターターのタイミングで変化します。

レッドシグナルが消灯する前に動いた車両はジャンプスタートとなりペナルティが科せられます。

出典:youtube.com

シグナルの意味(3) レーススタートでの点灯方法②

 

 

エクストラフォーメーションラップ

フォーメーションラップでコースを1周走行し、グリッドに戻ってきた後、エンジンストールなどのトラブルによってスタートできなくなった場合、ドライバーは手を振るなどの合図により、グリッドマーシャルに知らせます。

グリッドマーシャルはイエローフラッグを振ることによってレースディレクター(スターター)に異常を知らせます。

レースディレクターがスタートのやり直しを決定するとレースシグナルにはイエローライトが点滅し、『EXTRA FORMATION LAP』のボードが提示されます。

その後、グリーンライトが点灯され、フォーメーションラップはやり直しとなります。先頭の車両から再度フォーメーションラップをスタートします。

エクストラフォーメーションラップを行うたびにレースの周回数は1周減算となります。また、原因となったドライバーは最後尾グリッドからのスタートになります。

出典:youtube.com

 

スタートディレイ

通常、フォーメーションラップのやり直しはエクストラフォーメーションラップで行われますが、コース上に車両がストップしてしまい、車両撤去に時間がかかるなどして、すぐにフォーメーションラップをやり直すことができないと判断された場合、スタートディレイとなります。

スタートディレイが決定されると、『DELAYED START』のボードが提示されます。すべての車両はエンジンを停止し、スタート進行はフォーメーションラップの開始5分前からやり直しとなります。

通常のスタート進行の場合、フォーメーションラップ開始時刻の3分前まで、グリッド上でタイヤ交換を行うことが認められますが、スタートディレイとなった場合は、グリッド上でのタイヤ交換は認められません。

また、スタートディレイの原因となったドライバーはピットスタートとなります。ピットスタートをしなかった場合、10秒間のストップアンドゴー・タイムペナルティが科せられます。

シグナルの意味(4) スタートのやり直し時の点灯方法

 

 

2021 FORMULA 1 SPORTING REGULATIONS

36) STARTING PROCEDURE

36.1 40 minutes before the start of the formation lap the pit exit will be opened and all cars, including any that are required to start the race from the pit lane, will be permitted to leave the pit lane to cover a reconnaissance lap. Should any driver wish to cover more than one reconnaissance lap, this must be done by driving down the pit lane at greatly reduced speed between each of the laps. If a driver stops in his pit between reconnaissance laps the car may only re-join the track by being driven from the driver’s garage and not from his pit stop position.
At the end of these laps all cars starting the race from the grid should stop on the grid in starting order with their engines stopped.
All drivers going to the pit exit at this time must do so at a constant speed and with constant throttle. This applies over the whole of the pit lane whether a driver is going to the pit exit from his garage or travelling through the pit lane between reconnaissance laps.
Any car which does not complete a reconnaissance lap and reach the grid under its own power will not be permitted to start the race from the grid.
Once pit exit is opened, no more than forty two (42) team personnel for each Competitor are permitted on the grid.

36.2 32 minutes before the scheduled start of the formation lap, a warning signal will be given indicating that the end of the pit lane will be closed in two minutes.
30 minutes before the scheduled start of the formation lap the end of the pit lane will be closed and a second warning signal will be given. Any car which is still in the pit lane can start from the end of the pit lane provided it got there under its own power. If more than one car is affected, they must line up in the order in which they qualified. However, any car reaching the end of the pit lane after the five (5) minute signal must start behind any car already at the pit exit.
All such cars may then join the race once the whole field has passed the end of the pit lane for the first time after the start.

36.3 The approach of the start will be announced by signals shown ten minutes, five minutes, three minutes, one-minute and fifteen seconds before the start of the formation lap, each of which will be accompanied by an audible warning.
When the ten (10) minute signal is shown, everybody except drivers, officials and team technical staff must leave the grid.

36.4 When the five (5) minute signal is shown all cars on the grid must:
a) have their wheels fitted; and
b) tyre blankets must also be disconnected from any power supply at this time and must not be reconnected during the start procedure, unless the delayed start signal is shown; and
c) team personnel and equipment trolleys must commence leaving the grid.
A penalty under Article 38.3(d) will be imposed on any driver whose car did not have all its wheels fully fitted and/or tyre blankets disconnected at the five (5) minute signal.
After this signal wheels may only be removed in the pit lane.

36.5 When the three (3) minute signal is shown, no more than sixteen team personnel for each Competitor are permitted on the grid.

36.6 When the one (1) minute signal is shown, engines should be started and all team personnel must leave the grid by the time the 15 second signal is given taking all equipment with them.
If any team personnel or team equipment remain on the grid after the 15 second signal has been shown the driver of the car concerned must start the race from the pit lane as specified in Article 36.2. A penalty under Article 38.3(d) will be imposed on any driver who fails to start the race from the pit lane.
If any driver needs assistance after the 15 second signal he must raise his arm and, when the remainder of the cars able to do so have left the grid, marshals will be instructed to push the car into the pit lane.
In either of the above cases, marshals with yellow flags will stand beside any car (or cars) concerned to warn drivers behind.

36.7 When the green lights are illuminated, all cars on the grid should begin the formation lap with the pole position driver leading.
When leaving the grid all drivers must respect the pit lane speed limit until they pass pole position.
Marshals will be instructed to push any car (or cars) which remain on the grid into the pit lane by the fastest route immediately after cars able to do so have left the grid. Any driver being pushed from the grid may not attempt to start the car and must follow the instructions of the marshals.

36.8 During the formation lap practice starts are forbidden and the formation must be kept as tight as possible.

36.9 Overtaking during the formation lap is only permitted if a car is delayed and cars behind cannot avoid passing it without unduly delaying the remainder of the field. In this case, drivers may only overtake to re-establish the original starting order. Any driver delayed in this way, and who is unable to re-establish the original starting order before he reaches the first safety car line, must enter the pit lane and start from the end of the pit lane as specified in Article 36.2.
A penalty under Article 38.3(d) will be imposed on any driver who fails to enter the pit lane if he has not re-established the original starting order before he reaches the first safety car line.

36.10 When the cars come back to the grid at the end of the formation lap (or laps, see Articles 36.14(c) and 42.5), they must stop within their respective starting grid positions, keeping their engines running.
There will be a standing start, the signal being given by means of lights activated by the permanent starter.
Once all the cars have come to a halt the five second light will appear followed by the four, three, two and one second lights. At any time after the one-second light appears, the race will be started by extinguishing all red lights.

36.11 Unless specifically authorised by the Safety Delegate, during the start of a race the pit wall must be kept free of all persons with the exception of the team personnel permitted under Article 22.13, officials and fire marshals.

36.12 If, after returning to the starting grid at the end of the formation lap a problem arises, the following procedures shall apply:
a) If a car develops a problem that could endanger the start the driver must immediately raise his hands above his head and the marshal responsible for that row must immediately wave a yellow flag. If the Race Director decides the start should be aborted the green lights will be illuminated two seconds after the abort lights are switched on, a board saying “EXTRA FORMATION LAP” will be displayed and all Competitors will be informed using the official messaging system. All cars able to do so must complete a further formation lap whilst the car which developed the problem is moved into the pit lane.
When leaving the grid to complete the extra formation lap all drivers must respect the pit lane speed limit until they pass pole position.
The Competitor may then attempt to rectify the problem and, if successful, the car may then start from the end of the pit lane. Should there be more than one car involved their starting order will be determined by the order in which they reached the end of the pit lane.
Every time this happens the race will be shortened by one lap.
b) If another problem arises which does not necessitate a delay to the start (see c) below), drivers will be asked to carry out an extra formation lap as set out in a) above. Any driver who caused the start to be aborted, and is then able to start the extra formation lap must enter the pit lane at the end of the lap and start the race as specified in Article 36.2. A penalty under Article 38.3(d) will be imposed on any driver who fails to start the race from the pit lane.
c) If any other problem arises, and if the Race Director decides the start should be delayed, the following procedures shall apply:
i) If the race has not been started, the abort lights will be switched on, a board saying “DELAYED START” will be displayed, engines should be stopped and all Competitors will be informed of the likely delay using the official messaging system. Once the start time is known at least five minutes warning will be given.
Tyre changing on the grid is not permitted during such a delay.
Every time this happens the race will be shortened by one lap.
ii) If the race has been started the marshals alongside the grid will wave their yellow flags to inform the drivers that a car is stationary on the grid.
iii) If, after the start, a car is immobilised on the starting grid, it shall be the duty of the marshals to push it into the pit lane by the fastest route. Any driver being pushed from the grid may not attempt to start the car.
iv) Once the car is in the pit lane his team personnel may attempt to start it, if successful the driver may re-join the race. The driver and mechanics must follow the instructions of the marshals at all times during such a procedure.

36.13 Should Article 36.11 apply, the race will nevertheless count for the Championship no matter how often the procedure is repeated, or how much the race is shortened as a result.

36.14 Any of the penalties under Articles 38.3 a), b), or c) will be imposed on any driver who is judged to have:
a) Moved before the start signal is given, such judgement being made by an FIA approved and supplied transponder fitted to each car, or;
b) Positioned his car on the starting grid in such a way that the transponder is unable to detect the moment at which the car first moved from its grid position after the start signal is given.

 

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2020年 F1のレーススタート手順

 

 

 

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