2024年 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 開催概要

 

2023年 SUPER GTの『ポイントシステム』

2023年

 

2024年シーズンの内容については
こちらを参照ください。

 

SUPER GTのタイトルはGT500クラスとGT300クラスのそれぞれでドライバーに対するタイトルとチーム(エントラント)に対するタイトルがあります。

レース結果に応じて与えられるポイントはドライバーポイントとチームポイントそれぞれでカウントされ、シーズンを通して獲得したポイントの合計でドライバーチャンピオンとチームチャンピオンを決定します。

ドライバーに対するポイントは2名のドライバーそれぞれに与えられます。2名のドライバーのうち、1名のドライバーが欠場すると、欠場した方のドライバーにはポイントが与えられません。

レースの順位に応じて与えられるポイント以外に、公式予選でポールポジションを獲得したり、レースを完走することによって与えられるポイントがあります。

 

 

レースの順位に応じたポイント

GT500クラス/GT300クラス共通

SUPER GTでは各レースの順位に応じて、上位10位のドライバーとチームに対して以下のポイントが与えられます。

レースを上位10位でフィニッシュしてポイントを獲得することを入賞と呼びます。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 11 8 6 5 4 3 2 1

 

SUPER GTでは優勝したドライバーとチームに与えられるポイントが他のレースシリーズよりも高めに設定されています。

そのため、チャンピオンを獲得するためにはレースで勝つことが不可欠であるとともに、レースを勝つことによって大逆転が実現する場合もあります。

 

レース距離が700km以上の場合

レース距離が700km以上、もしくはレース時間が4時間以上の場合は、与えられるポイントが以下のように増加します。

 

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
25 18 13 10 8 6 5 4 3 2

 

2023年シーズンは富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、オートポリスで開催される5大会においてレース距離が450kmで開催されますが、レース距離が700km以上もしくはレース時間が4時間を超える大会は開催されないため、上記のポイントが与えられることはありません。

 

 

ポールポジションを獲得したドライバーへ1ポイント

GT500クラス/GT300クラス共通

SUPER GTでは公式予選でポールポジションを獲得したドライバーに対して1ポイントが与えられます。

このポイントはドライバーに対してだけ与えられ、チームに対しては与えられません。

 

 

完走したチームへのポイント

SUPER GTではレースを完走したチームに対してもポイントが与えられます。

与えられるポイントはGT500クラスとGT300クラスで違いがあります。また、トップとの周回数の差によっても与えられるポイントが変化します。

また、このポイントはチームに対してだけ与えられ、ドライバーに対しては与えられません。

 

GT500クラス

トップと同一周回で完走 1周遅れで完走 2周遅れ以上で完走
3 2 1

 

GT300クラス

トップと同一周回で完走 1周遅れで完走 2周遅れで完走 3周遅れ以上で完走
3 3 2 1

 

2019年シーズンでは、トップから2周遅れで完走したチームに与えられるポイントが1ポイントでしたが、2020年シーズンから2ポイントへ変更になりました。

 

 

レースが途中で中止・終了となった場合

レース中にレッドフラッグ(赤旗)が振られて中断となり、そのまま再開されることなく途中でレースが終了となったり、再開された場合でも最大レース時間の制約により当初の周回数を完了する前にレースが終了となる場合があります。

 

 

2022年シーズンまでは、レッドフラッグが振られてレースが中断となり再開できずにそのまま中止となった場合は、それまでに完了した周回数によって、与えられるポイントが変化しました。

2023年シーズンから、レースの中断や再開に関わらず、レースが当初の周回数を完了できずに終了となった場合、それまでに完了した周回数によって、与えられるポイントが変化することになりました。

これは、2022年F1日本グランプリにおいて、悪天候のためレースが中断となりましたが、その後再開されたものの最大レース時間の制約により53周のレースが28周で終了となりました。それにもかかわらず、フルポイントが与えられ混乱の要因となったため、F1でも同様のレギュレーション改訂が行われました。そのため、SUPER GTにおいても同様の改訂を実施したと考えられます。

 

先頭車両が2周回を完了する前に中止または終了した場合

レースは成立せず、ポイントは与えられません。

 

先頭車両が2周回を完了し、レース距離の75%未満で中止または終了した場合

レースは成立しますが、与えられるポイントは半分になります。

 

先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後で中止または終了した場合

レースは成立し、通常のポイントが与えられます。

 

 

同ポイントの場合

SUPER GTでは獲得したポイントが同ポイントとなった場合、以下の方法によって順位が決定されます。

 

  • 1位の回数が多い方が上位となる
  • 1位の回数が同じ場合は2位の回数が多い方が上位となる
  • 1位、2位の回数が同じ場合は3位の回数が多い方が上位となる
    といったように順位が決まるまで続ける。

 

 

2022年 SUPER GT ポイントスタンディング状況

 

 

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