十勝スピードウェイは北海道唯一となる本格的なサーキットで、四輪はFIAとJAF、二輪はFIMとMFJの公認を受けており、SUPER GTやスーパーフォーミュラの開催も可能なサーキットです。
十勝スピードウェイの特徴
十勝スピードウェイは1993年に十勝モーターパークが設立し、当初は『十勝インターナショナルスピードウェイ』と呼ばれていました。
スーパー耐久の前身であるN1耐久を開催し、1994年には24時間耐久レースとなる『十勝24時間レース』を開催しました。十勝24時間耐久レースは地元の協力もあり、2008年まで開催が継続されました。
2004年にはSUPER GTの前身である全日本GT選手権が開催されました。この大会は最初で最後の全日本GT選手権の北海道での開催となりました。
ところが、十勝インターナショナルスピードウェイのサーキット運営は赤字が続く経営状態であり、2009年に十勝モーターパークの自己破産が発表されました。その後、サーキットはMSF株式会社が取得し、『十勝スピードウェイ』として継続されています。
現在では国際格式や全日本選手権のような大きなレースは開催されていませんが、JAF公認レースの『北海道クラブマンカップレース』を開催しています。
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race、TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race、N-ONE OWNER’S CUP、VITAなどのアマチュアレーサー向けのレースが組み込まれています。
十勝スピードウェイのコースレイアウト
コース全長
5.100km (JAF/MFJ公認)
コースレコード
1分39秒624
高木 虎之介
Formula Nippon (1996年)
十勝スピードウェイの所在地
〒089-1573 北海道河西郡更別字弘和477番地
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