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2020年 スーパー耐久のタイヤに関するルール

2020年

 

タイヤはピレリによるワンメイク

スーパー耐久のタイヤは2018年シーズンからピレリのワンメイクとなりました。2020年シーズンもピレリがタイヤを供給します。2017年シーズンまではヨコハマタイヤのワンメイクでした。

 

 

 

タイヤ使用規定

タイヤマーキング

スーパー耐久ではAドライバーの公式予選、Bドライバーの公式予選、決勝のスタート時にタイヤの使用規定があります。

技術委員によって、Aドライバーの公式予選用のタイヤ4本には黄色でタイヤマーキングが行われます。Bドライバーの公式予選用のタイヤ4本には空色でマーキングされます。

 

ウォームアップ走行

公式予選前に行われるウォームアップ走行では、ドライタイヤの使用規定は適用されません。

 

公式予選

スーパー耐久では公式予選(C/Dドライバーを除く)で使用できるドライタイヤの本数はAドライバー用4本、Bドライバー用4本の合計8本までと決められています。この8本のドライタイヤには事前にタイヤマーキングが施されます。マーキングされていないタイヤでの公式予選への出走は認められません。

また、C/Dドライバーの公式予選では、ドライタイヤの使用規定は適用されません。

マーキングされたタイヤに交換の必要が生じた場合は、公式予選終了後30分以内に限り、チームからの申請により、タイヤ交換が認められます。ただし、決勝は最後尾からのスタートもしくはピットロードからのスタートになります。

 

決勝

決勝のスタート時に装着するタイヤは公式予選で使用した最大8本のマーキングされたタイヤの中から4本を選定し、装着する必要があります。

タイヤの使用規定は、決勝がスタートし、先頭車両が1周回を終了した時点で解除されます。

マーキングされていないタイヤを装着してスタートする場合は、決勝がスタートした後、3分経過後にピットロードからスタートすることが認められます。

 

 

タイヤウォーマーの使用禁止

スーパー耐久では2020年シーズンからタイヤウォーマーの使用が全面的に禁止されることになりました。2019年シーズンではST-Xクラスのみタイヤウォーマーの使用が認められていました。

 

 

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 スポーツ規則

第7条 タイヤ使用規定

(1) 公式予選(C、及びDドライバー公式予選を除く)に使用できるドライタイヤは、Aドライバー用4本、及びBドライバー用4本の計8本までとする。
本ドライタイヤ使用規定は、A、及びBドライバー公式予選及び決勝レーススタート時に適用される。C、及びDドライバー公式予選、ウォームアップ走行、フリー走行には適用されない。
決勝レースのスタート手順での各自グリッドへの走行は、この8本のタイヤのいずれかを装着し行う事とする。但し、競技長により路面がウエットになったことが宣言された場合は、その限りではない。

(2) これら8本のタイヤには技術委員によって指定のマーキングが施される。マーキングの方法は、Aドライバー予選用は黄色で、Bドライバー予選用は空色でマーキングされる。ただし、公式予選でA、及びBドライバーとも同一4本のタイヤを使用する場合は、黄・空色双方のマーキングがタイヤに並列に行われる。マーキングは黄・空色ともタイムスケジュールに発表された公式予選前の公式車両検査時間内に行われる。なお、前記公式予選用タイヤは8本、または4本以外の選択はできない。

(3) 黄・空色並列マーキングされたドライ用タイヤ使用チームに限り、その使用予選タイヤに1本、または複数の交換の必要性が生じた場合、公式予選終了後30分以内に限り、当該エントラントの申請によりその交換が認められる。
但し、公式予選で達成された当該エントラントのスターティンググリッドが失われる事を条件とする(最後尾グリッドスタート、またはピットスタートが理由の如何を問わず条件とされる)。
また、決勝スタート用4本全てを交換してスタートする場合、決勝レースがスタートした後、3分間経過後にピットスタートを許される。

(4) タイヤ交換を行ったチームは、公式予選にて獲得した自己のグリッドを失い、タイヤ交換を行ったチームが複数の場合、当初のグリッド順に従い最終的なグリッドが指定されるものとする。

(5) ピットスタート車両におけるタイヤ規定の適用は、レーススタート後、先頭車両が1周回を終了した時点で解除される。タイヤ交換の一連の作業(ジャッキアップも含む)は前記時点の解除された後とする。

(6) タイヤの裏組み(左右を逆に組み直す)は認められない。

(7) 公式予選、及び決勝レースのスタート手順での各自グリッドへの走行時、ウエットタイヤ(タイヤのトレッド面に溝を有するタイヤは全てウエットタイヤと分類される)は、競技長により路面がウエットになったことが宣言されている時のみ使用可能となる。

(8) タイヤウォーマー、ヒーターなど、一切の人工加熱装置の使用は禁止とする。

(9) STEL専有走行を含む大会期間中、使用できるタイヤは、スーパー耐久シリーズ技術規則2020年版に規定されたピレリ製の指定タイヤに限られ、使用できるのは別途(ブルテン)発表されたタイヤに限る。また、参加エントラントは大
会に参加するにあたり、事前にケイツープラネット株式会社とタイヤ供給に関する契約を済ませていなければならない。

 

 

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