2024年 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 開催概要

 

2020年 スーパー耐久で運用されるウエイトハンディ制度

2020年

 

スーパー耐久シリーズでは2017年からウエイトハンディ制が導入されました。過去参加3戦分の競技結果を基準にウエイト積載が課せられます。

ST-4クラスに課されるウエイトハンデが2019年シーズンでは『1位:15kg 2位:10kg 3位:5kg』でしたが、2020年シーズンでは『1位:20kg 2位:15kg 3位:10kg』に変更されました。

 

 

ST-Xクラス・ST-1クラス

1位:30kg 2位:20kg 3位:10kg

 

ST-Zクラス・ST-TCRクラス・ST-2クラス・ST-3クラス

1位:25kg 2位:15kg 3位:10kg

 

ST-4クラス

1位:20kg 2位:15kg 3位:10kg

 

ST-5 クラス

1位:15kg 2位:10kg 3位:5kg

 

 

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 スポーツ規則

第5条 性能調整措置

各競技会の競技成績により、各競技車両は次競技会に向け性能引き下げ処置が課される。

(1) すべての車両について、競技結果に基づき、ウエイトハンデ等の性能調整措置が実施されることがある。本調整は特定の車種、または特定の競技車両に対してSTOが不定期に実施することができる。

(2) 1台の車両(競技ゼッケン番号単位)が、過去参加3戦分の競技会結果を基準にウエイト積載が課せられる。
このウエイト重量は、昨年度の成績および本年度の成績により、増減を行う事がある。

ST-X Class・ST-1 Class
1位:30kg  2位:20kg  3位:10kg
ST-Z Class・ST-TCR Class・ST-2 Class・ST-3 Class
1位:25kg  2位:15kg  3位:10kg
ST- 4 Class
1位:20kg  2位:15kg  3位:10kg
ST – 5 Class

1位:15kg  2位:10kg  3位:5kg

※ハンディウエイトは1kg単位で積載し、小数点以下は切り捨てで軽量される。

(3) 各クラスの参加台数が5台以下の場合、通常1位に課せられる重量から2位に課せられる重量を減算した重量を、1位の車両にのみ積載する事とする。

(4) ウエイトハンディを課せられた競技車両は、課せられた重量のハンディウエイトを搭載しなければならず、競技車両のリアドアガラス、もしくはその付近で視認性が良い場所にウエイトハンディマークを表示しなければならない。
また、ハンディウエイト、及びウエイト取り付け装置を外した状態で最低重量を満たさなければならない。
ウエイト取り付け装置の重量はウエイトハンディに含まれる。ハンディウエイトは、十分な強度を有する単一構造体で、工具によって車室、または荷物室の床に目に見えるように取り付けられなければならず、公式車検時に封印される。このウエイト重量は単体で検査される事がある。

(5) スポットエントリー参加車両の最低重量について
スーパー耐久シリーズ2020競技規則第3条(3)によりスポットエントリーする場合、参加車両の最低重量は技術規則第2章第2条にて規定された重量に加え、競技規則第5条性能調整措置の当該大会該当クラスで最も大きいハンディウエイトと同重量を積載するものとする。2大会以上参加の場合も、当該大会該当クラスで最も大きいハンディウエイトと同重量を積載するものとする。

※年間エントリーのシーズン途中からの参加については、ノーポイント扱いのため上記の対象とはならない。

(6) 公示
ウエイトハンディが適用される競技車両については、各競技会終了後14日以内にSTOが各々のハンディ重量を計算し、ブルテンにて発表する。
控訴によって競技結果が保留となり次競技会までにその裁定が下されない場合には、暫定競技結果成績に基づきハンディ重量が計算され、次競技会後に下された裁定によりその暫定競技結果が変更されたとしても、当該ハンディ重量計算結果内容は修正されることはない。
このハンディ重量計算に関する抗議・控訴は一切受け付けられない。

 

 

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