2024年 F1 第5戦 中国GP 開催概要

 

2022年 スーパー耐久レギュレーションの主な変更内容

2022年

 

2023年シーズンの内容については
こちらを参照ください。

 

スーパー耐久の2021年シーズンからのスポーティングレギュレーションの主な変更点を紹介します。

2022年シーズンでは大きな変更はありませんが、クラス分けの条件、ウエイトハンデ、Aドライバーに関するレギュレーションなどに小さな変更が加えられています。

 

 

クラス分けの条件変更

2021年シーズンでは、メーカー開発車両が参戦できる『ST-Q』クラスが新たに新設されましたが、2022年シーズンではクラス分けの条件に小変更が加えられました。

ST-Qクラスでは、大きな変化点はありませんが、『STOが参加を認めたメーカー開発車両、または各クラスに該当しない車両』から『他のクラスに該当しない、STOが認めた開発車両』へ変更となります。

また、ST2クラス、ST-3クラス、ST-4クラスの条件に変更があります。

 

2022年シーズン
クラス分け条件

クラス 車両規定
ST-Xクラス 本年度、FIAよりホモロゲーションが発行されているFIA GT3 公認車両、及びGT3規格に準ずる車両
ST-Zクラス 本年度、SROよりBOPが発行されているGT4公認車両、及びGT4規格に準ずる車両
ST-TCRクラス 本年度、FIA、またはWSCよりBOPが発行されているTCR規格車両、及びTCR規格に準ずる車両
ST-Qクラス 他のクラスに該当しない、STOが認めた開発車両
ST-1クラス ST-2〜ST-5 以外の車両
ST-2クラス 2401cc〜3500ccまでの4輪駆動車両、及び前輪駆動車両
ST-3クラス 2401cc〜3500ccまでの後輪駆動車両
ST-4クラス 1501cc〜2400ccまでの2輪駆動車両
ST-5クラス 1500cc以下の車両

 

2021年シーズン
クラス分け条件

クラス 車両規定
ST-Xクラス FIA GT3 公認車両、及びGT3規格に準ずる車両
ST-Zクラス GT4規格車両、及びGT4規格に準ずる車両
ST-TCRクラス TCR規格車両、及びTCR規格に準ずる車両
ST-Qクラス STOが参加を認めたメーカー開発車両、または各クラスに該当しない車両
ST-1クラス ST-2〜ST-5 以外の車両
ST-2クラス 2001cc〜3500ccまでの4輪駆動車両、及び前輪駆動車両
ST-3クラス 2001cc〜3500ccまでの後輪駆動車両
ST-4クラス 1501cc〜2000ccまでの車両
ST-5クラス 1500cc以下の車両

 

 

ST-5クラスのウエイトハンデの重量変更

スーパー耐久では、各レース結果の順位に基づき、ウエイトを積載しなければならない『ウエイトハンデ』のルールが導入されています。

2022年シーズンではST-5クラスのウエイトハンデに変更が加えられています。

 

2022年シーズン
ST-5クラス ウエイトハンデ

1位:20kg 2位:15kg 3位:10kg

 

2021年シーズン
ST-5クラス ウエイトハンデ

1位:15kg 2位:10kg 3位:5kg

 

 

参加台数が少ないクラスでのウエイトハンデ重量の小変更

2022年シーズンでは参加台数が少ないクラスにおいて課せられるウエイトハンデの重量に小変更が加えられました。

 

2022年シーズン

参加台数が4台以下の場合、1位の車両にのみ積載する。
参加台数が2台以下の場合、STOが決定した重量を1位の車両にのみ積載する。ウエイトハンデ最大重量は、それぞれのクラスの1位獲得時に積載される重量の3倍までとし、最終戦まで継続して積載される。

 

2021年シーズン

ST-X、ST-Zクラスを除く各クラスにて、参加台数が4台以下の場合、通常1位に課せられる重量から2位に課せられる重量を減算した重量を、1位の車両にのみ積載する事とする。

 

 

Aドライバーは予選、決勝への出走が義務付け

2022年シーズンより、Aドライバーは公式予選と決勝への出走が義務付けられることになりました。

 

2022年シーズン

Aドライバーは、予選・決勝への出走が義務づけられる。

 

2021年シーズン

規定なし。

 

 

プラチナドライバーはST-1~ST-5クラスのAドライバーに登録できない

スーパー耐久シリーズでは、STOの認定基準に基づき、プロドライバーと認定されたドライバーを『プラチナドライバー』と呼んでいます。

2022年シーズンから、プラチナドライバーはST-1~ST-5クラスのAドライバーに登録できなくなりました。

 

 

ST-X、ST-Z、ST-TCRクラスのAドライバーはジェントルマンドライバーを登録

スーパー耐久シリーズでは、STOが認めた満40歳以上のアマチュアドライバー、または60歳以上のすべてのドライバーを『ジェントルマンドライバー』と呼んでいます。

2021年シーズンではすべてのチームはAドライバーにジェントルマンドライバーを登録しなければなりませんでしたが、2022年シーズンではST-Z、ST-Z、ST-TCRの各クラスに限り、Aドライバーにジェントルマンドライバーを起用しなければならないことに変更されました。

 

2022年シーズン

ST-X 、ST-Z、ST-TCR クラスのAドライバーには、必ず「ジェントルマンドライバー」を登録しなければならない。

 

2021年シーズン

Aドライバーには、必ず「ジェントルマンドライバー」を登録しなければならない。

 

 

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