2024年 F1 第22戦 ラスベガスGP 開催概要

 

2022年 SUPER GTの『スペアカー』『エンジン交換』に関するルール

2022年

 

2023年シーズンの内容については
こちらを参照ください。

 

F1では、スペアカーを使用することがレギュレーションで禁止されています。クラッシュやトラブルなどによって走行できなくなったとしても、車両を交換することが認められていないため、修復しなければなりません。

また、F1ではシーズンを通して使用できるパワーユニットやギアボックスの数に制限があります。規定の数を超えて使用した場合は、グリッド降格のペナルティが科せられます。

SUPER GTにおいても、スペアカーの使用とエンジン交換に関するルールがあります。

 

 

スペアカーの使用禁止

SUPER GTではF1と同様にスペアカーの使用は禁止されています。

また、SUPER GTではシーズン中にシャシー交換を行うことも禁止されています。シャシー交換を行った場合は、決勝レース中に5秒間のペナルティストップが科せられます。

5秒間のペナルティストップが科せられるということは、レース中に挽回することが実質不可能なくらいに重いペナルティであるため、シャシー交換を行うことは1レースを失うことに等しいと言えます。そのため、大きなクラッシュなどによって車両を大きく破損でもしない限り、シーズン中にシャシー交換を行うことはありません。

GT500クラスでは、2022年シーズンから新型シャシーが投入されますが、新たに導入されたシャシーは2023年シーズン終了まで使用し続けなければなりません。

 

 

GT500クラスのエンジンは年間2基まで

SUPER GTのGT500クラスではシーズンを通して使用できるエンジンの数が2基までに制限されています。

2016年シーズンまでは使用できるエンジンの数は年間3基までと定められていましたが、2017年シーズン以降は年間2基までに変更されました。

2基を超えてエンジンを交換した場合は、決勝レース中に5秒間のペナルティストップが科せられます。

シャシー交換と2基を超えてのエンジン交換を同時に行った場合は、レース中に10秒間のペナルティストップが科せられます。

 

 

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