2020年
2021年シーズンの内容については
こちらを参照ください。
SUPER GTのレース中に執行されるペナルティはドライブスルーペナルティとペナルティストップの2種類です。
ペナルティがアナウンスされてから3周以内に消化しなかった場合は失格となります。ペナルティを消化できないままレースが終了してしまった場合は、レース結果にペナルティに応じたタイムが加算されます。また、セーフティカーが導入されている間はペナルティを消化することはできません。
どのような違反に対してどのようなペナルティが科されるのかは、以下のように目安が設定されています。基本的にはドライブスルーペナルティとなりますが、重度の違反と判断された場合はペナルティストップが科されます。
出典:youtube.com
ドライブスルーペナルティ
- ジャンプスタート
- 黄旗無視等のH項違反
- ピット作業違反
- ピットレーンの速度制限違反
- 上記以外の反則行為
ドライブスルーペナルティからペナルティストップ30秒
「GTAドライビング・モラルハザード防止制度に抵触する行為」に該当する接触行為
- 黄旗中や赤旗中の減速が不十分でコースアウト、スピン、接触、クラッシュする行為
- 報復行為、行動
- コースアウト後におけるコース復帰の安全確認を行わない行為
- スピン・コースアウト等の後、現場を更に危険な状況にする行為
- 不可抗力を除く、コース上での停止もしくは一時停止
- ピットアウト直後の第1コーナーで本コースを走行する車両の進路を妨害すること
- 複数回にわたる青旗無視
- 暴力行為
ペナルティストップ30秒以上
上記の違反のうち重度な違反行為
2020 SUPER GT Sporting Regulations
©GTA
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第13条 インシデント
6. 決勝レース中に執行される罰則は、以下の通りとする。
1) レース中に課すタイムペナルティは、次の2つとし、競技長がレースディレクターと協力し、速やかに実行する。
1 ドライブスルーペナルティ:
ドライバーは下記2)のボード提示後、ピットレーンに進入し、ピットに停止せずにピットレーン出口からレースに復帰しなければならない。
2 ペナルティストップ:
ドライバーは下記2)のボード提示後、ピットレーンに進入し、ペナルティストップエリアに少なくともタイムペナルティとして課せられた時間の間、停止した後、ピットレーン出口からレースに復帰しなければならない。また、自チームのピットに停止することは許されない。ペナルティストップエリアでは、競技車両はエンジンを停止する必要はない。エンジンが停止した場合は、ペナルティの時間が経過した後に、車載のスターターによって再始動することができる。
2) 下記のレース中の反則行為について競技会審査委員会の裁定により罰則が決定したならば、ただちに罰則の種類(ドライブスルーペナルティは“D”、ペナルティストップは”P”で示される)と当該競技車両の競技番号を記入した黒の表示板がコントロールラインで表示され、同時にピット放送・無線・モニター等で通告され、通告書によりチーム監督へ通知される。罰則はペナルティボードの提示以降に執行されなければならないが、ドライバーがペナルティボードを目視する前に罰則を実行することは許される。
1 反則スタート・ドライブスルーペナルティ、またはそれ以上
2 黄旗無視等のH項違反・ドライブスルーペナルティ、またはそれ以上
3 ピット作業違反・ドライブスルーペナルティ、またはそれ以上
4 ピットレーンの速度制限違反・ドライブスルーペナルティ、またはそれ以上
5 本条1項のa.に該当する接触行為に基づくタイムペナルティ・ドライブスルーペナルティからペナルティストップ30秒まで
6 1~5以外の反則行為・ドライブスルーペナルティ、またはそれ以上
7 1~6項違反のうち更に重度な違反・ペナルティストップ30秒以上
競技会審査委員会はタイムペナルティに加えるか、あるいは単独で訓戒、罰金、シリーズポイント減算、失格等の罰則を課す場合がある。