サーキット データ
コース全長 5.063km
コースレコード 1’41.905
ケビン マグヌッセン
ハース フェラーリ
(2018年)
マリーナベイ市街地コース
コースレイアウト
マリーナベイ市街地コースの特徴
マリーナベイ市街地コースはシンガポールの中心部の公道を舞台としたコースで、2008年からF1シンガポールグランプリの開催地となっています。
F1シンガポールグランプリはF1史上初となるナイトレースとして開催されました。当初は、夜間での開催となるためドライバーの視認性が悪化するなどの懸念がありましたが、最先端の照明設備や灯火パネルによるフラッグの提示(デジタルフラッグ)を導入するなどして課題をクリアしました。
現在でもシンガポールグランプリはナイトレースとして開催されており、バーレーングランプリでのナイトレースやアブダビグランプリでのトワイライトレース開催のきっかけとなりました。
マリーナベイ市街地コースは全長5kmにも関わらずコーナー数が23と多く、大半が低速コーナーであることから、F1開催サーキットの中でも低速サーキットに位置付けられ、これまでの開催では、ほとんどの場合、レース時間はレギュレーションで定められた最大時間の2時間に迫ります。
低速サーキットであることに加えて、ストレートが短いことからコース上でのオーバーテイクが困難であるため、公式予選での順位が重要となります。
また、公道を活用した市街地コースであるため、ランオフエリアなどの、エスケープゾーンがほとんどありません。したがって、アクシデントが発生すると高確率でセーフティカー(SC)が導入されるため、セーフティカーの導入を想定したレース戦略が重要となります。
F1シンガポールグランプリは、残念ながら新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響による開催地の見直しにより、2020年と2021年の開催が中止となりました。
F1 シンガポール グランプリ
歴代ウィナー
開催年 | ドライバー | チーム | タイム |
2022 | セルジオ ペレス | レッドブル | 2:02’20.238 |
2019 | セバスチャン ベッテル | フェラーリ | 1:58’33.667 |
2018 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 1:51’11.611 |
2017 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 2:03’23.544 |
2016 | ニコ ロズベルグ | メルセデス | 1:55’48.950 |
2015 | セバスチャン ベッテル | フェラーリ | 2:01’22.118 |
2014 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 2:00’04.795 |
2013 | セバスチャン ベッテル | レッドブル ルノー | 1:59’13.132 |
2012 | セバスチャン ベッテル | レッドブル ルノー | 2:00’26.144 |
2011 | セバスチャン ベッテル | レッドブル ルノー | 1:59’06.757 |
2010 | フェルナンド アロンソ | フェラーリ | 1:57’53.579 |
2009 | ルイス ハミルトン | マクラーレン メルセデス | 1:56’06.337 |
2008 | フェルナンド アロンソ | ルノー | 1:57’16.304 |
F1 シンガポール グランプリ
歴代ポールポジション
開催年 | ドライバー | チーム | タイム |
2022 | シャルル ルクレール | フェラーリ | 1’49.412 |
2019 | シャルル ルクレール | フェラーリ | 1’36.217 |
2018 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 1’36.015 |
2017 | セバスチャン ベッテル | フェラーリ | 1’39.491 |
2016 | ニコ ロズベルグ | メルセデス | 1’42.584 |
2015 | セバスチャン ベッテル | フェラーリ | 1’43.885 |
2014 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 1’45.681 |
2013 | セバスチャン ベッテル | レッドブル ルノー | 1’42.841 |
2012 | ルイス ハミルトン | マクラーレン メルセデス | 1’46.362 |
2011 | セバスチャン ベッテル | レッドブル ルノー | 1’44.381 |
2010 | フェルナンド アロンソ | フェラーリ | 1’45.390 |
2009 | ルイス ハミルトン | マクラーレン メルセデス | 1’47.891 |
2008 | フェリペ マッサ | フェラーリ | 1’44.801 |
MAP
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