サーキット データ
コース全長 4.304km
コースレコード 1’17.774
バルテリ ボッタス
メルセデス
(2021年)
エルマノス ロドリゲス サーキット
コースレイアウト
エルマノス ロドリゲス サーキットの特徴
エルマノス ロドリゲス サーキットはメキシコの中心都市であるメキシコシティに位置し、F1メキシコグランプリの開催地となっています。
サーキットの名称はF1創成期に活躍したメキシコ人レーサーの『ロドリゲス兄弟』をスペイン語に訳した『エルマノス ロドリゲス』に由来します。
1965年のF1メキシコグランプリではホンダがF1初勝利を挙げました。ホンダと共にタイヤサプライヤーのグッドイヤーにとってもF1初勝利となりました。
エルマノス ロドリゲス サーキットは標高が約2300mの高地にあることから、F1マシンにとって通常のサーキットと環境が大きく異なります。
空気が薄いため、空気抵抗が小さくなります。そのため、ストレートスピードが伸び、約1kmのメインストレートでは、最高速度は360km/hに達します。
ただし、ダウンフォースの量が減少するため、他のサーキットと比較してマシンのグリップが落ちることから、コーナリングが難しいサーキットとなります。
パワーユニットにとっては、空気が薄いため、エンジンに流入する空気の量が減少します。そのため、より多くの空気をパワーユニットに取り入れ、高出力を引き出すために、ターボチャージャーやMGU-Hの性能が重要となります。
エルマノス ロドリゲス サーキットでのF1メキシコグランプリの開催は1992年の開催をもって一旦休止していましたが、2015年にメキシコグランプリ復活に向けてサーキットの改修が行われました。
サーキットの改修には数多くの近代的なサーキットの建設や改修を手掛けたヘルマン・ティルケ氏が担当しました。
2015年の改修では、野球場のスタンドを再利用したインフィールドセクションが追加されました。このセクションは『スタジアムセクション』と呼ばれ、エルマノス ロドリゲス サーキットの特徴となっています。
2015年にF1メキシコグランプリが復活し、アメリカグランプリと共に北米でのF1開催に重要なサーキットとなっています。
F1 メキシコ グランプリ
歴代ウィナー
| 開催年 | ドライバー | チーム | タイム |
| 2022 | マックス フェルスタッペン | レッドブル | 1:38’36.729 |
| 2021 | マックス フェルスタッペン | レッドブル ホンダ | 1:38’39.086 |
| 2019 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 1:36’48.904 |
| 2018 | マックス フェルスタッペン | レッドブル タグホイヤー | 1:38’28.851 |
| 2017 | マックス フェルスタッペン | レッドブル タグホイヤー | 1:36’26.552 |
| 2016 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 1:40’31.402 |
| 2015 | ニコ ロズベルグ | メルセデス | 1:42’35.038 |
| 1992 | ナイジェル マンセル | ウイリアムズ ルノー | 1:31’53.587 |
| 1991 | リカルド パトレーゼ | ウイリアムズ ルノー | 1:29’52.205 |
| 1990 | アラン プロスト | フェラーリ | 1:32’35.783 |
| 1989 | アイルトン セナ | マクラーレン ホンダ | 1:35’21.431 |
| 1988 | アラン プロスト | マクラーレン ホンダ | 1:30’15.737 |
| 1987 | ナイジェル マンセル | ウイリアムズ ホンダ | 1:26’24.207 |
| 1986 | ゲルハルト ベルガー | ベネトン BMW | 1:33’18.700 |
| 1970 | ジャッキー イクス | フェラーリ | 1:53’28.360 |
| 1969 | デニス ハルム | マクラーレン フォード | 1:54’08.800 |
| 1968 | グラハム ヒル | ロータス フォード | 1:56’43.950 |
| 1967 | ジム クラーク | ロータス フォード | 1:59’28.700 |
| 1966 | ジョン サーティース | クーパー マセラティ | 2:06’35.340 |
| 1965 | リッチー ギンサー | ホンダ | 2:08’32.100 |
| 1964 | ダン ガーニー | ブラバム クライマックス | 2:09’50.320 |
| 1963 | ジム クラーク | ロータス クライマックス | 2:09’52.100 |
F1 メキシコ グランプリ
歴代ポールポジション
| 開催年 | ドライバー | チーム | タイム |
| 2022 | マックス フェルスタッペン | レッドブル | 1’17.775 |
| 2021 | バルテリ ボッタス | メルセデス | 1’15.875 |
| 2019 | マックス フェルスタッペン | レッドブル ホンダ | 1’14.758 |
| 2018 | ダニエル リカルド | レッドブル タグホイヤー | 1’14.759 |
| 2017 | セバスチャン ベッテル | フェラーリ | 1’16.488 |
| 2016 | ルイス ハミルトン | メルセデス | 1’18.704 |
| 2015 | ニコ ロズベルグ | メルセデス | 1’19.480 |
| 1992 | ナイジェル マンセル | ウイリアムズ ルノー | 1’16.346 |
| 1991 | リカルド パトレーゼ | ウイリアムズ ルノー | 1’16.696 |
| 1990 | ゲルハルト ベルガー | マクラーレン ホンダ | 1’17.227 |
| 1989 | アイルトン セナ | マクラーレン ホンダ | 1’17.876 |
| 1988 | アイルトン セナ | マクラーレン ホンダ | 1’17.468 |
| 1987 | ナイジェル マンセル | ウイリアムズ ホンダ | 1’18.383 |
| 1986 | アイルトン セナ | ロータス ルノー | 1’16.990 |
| 1970 | クレイ レガッツォーニ | フェラーリ | 1’41.860 |
| 1969 | ジャック ブラバム | ブラバム クライマックス | 1’42.900 |
| 1968 | ジョー シフェール | ロータス フォード | 1’45.220 |
| 1967 | ジム クラーク | ロータス フォード | 1’47.560 |
| 1966 | ジョン サーティース | クーパー マセラティ | 1’53.180 |
| 1965 | ジム クラーク | ロータス クライマックス | 1’56.170 |
| 1964 | ジム クラーク | ロータス クライマックス | 1’57.240 |
| 1963 | ジム クラーク | ロータス クライマックス | 1’58.800 |
MAP
関連サイト


















