2024年 F1 第22戦 ラスベガスGP 開催概要

 

2020年 スーパー耐久のポイントシステム

2020年

 

スーパー耐久シリーズではクラス毎のレース結果に応じてチームに対してポイントが与えられ、ポイントの合計でチャンピオンが決定します。レース毎のポイントはレース距離に応じて変化します。

2019年シーズンではレース距離が3時間以上、もしくは300km以上の場合、レースを完走した全チームに対して1ポイントが与えられていましたが、2020年シーズンから廃止されることになりました。

2020年6月10日、2020年シーズンは新型コロナウイルス『COVID-19』の影響によるチーム負荷軽減のため、開催される第6戦のうち、5戦のポイントを有効とすることが発表されました。

 

 

レース距離が40分または100km以上のスプリントレース

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
10 7.5 6 5 4 3 2 1.5 1 0.5

 

レース距離が3時間または300km以上

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 12 10 8 6 4 3 2 1

 

レース距離が5時間または700km以上

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
30 22.5 18 15 12 9 6 4.5 3 1.5

 

レース距離が12時間または1400km以上

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
45 35 27 23 18 13 9 7 5 3

 

ポールポジションチームに2ポイント

各クラスのポールポジションチームに対して2ポイントが与えられます。

2019年シーズンではポールポジションチームに与えられるポイントが1ポイントでしたが、2020年シーズンでは2ポイントに変更されました。

 

 

レース途中で中止となった場合

2019年シーズンでは当初のレース時間、距離を完了する前に赤旗でレースが終了した場合に与えられるポイント数は、STO(スーパー耐久機構)のブルテンによって与えられるポイントが決定されていました。

2020年シーズンからレギュレーションで赤旗でレースが終了したときに与えられるポイント数が明確化されました。

 

先頭車両が2周回を完了し、かつ走行時間が当初のレース時間の2/3未満でレースが中止された場合

レースは成立し、シリーズポイントの半分が与えられます。

 

先頭車両が当初のレース時間の2/3以上を完走した後にレースが中止された場合。

レースは成立し、シリーズポイントは全てが与えられます。

 

上記以外の場合は、STOがブルテンにより発表します。

 

 

同ポイントの場合

 

  • 1位の回数が多い方が上位となる
  • 1位の回数が同じ場合は2位の回数が多い方が上位となる
  • 1位、2位の回数が同じ場合は3位の回数が多い方が上位となる
    といったように順位が決まるまで続ける。

 

上記の方法で順位が決定できない場合は、最終戦の順位をもとにSTO(スーパー耐久機構)が決定します。

 

 

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 スポーツ規則

第29条 シリーズポイント基準

(1) STOにあらかじめ登録され、正式に参加受理されたチーム(STOに登録されたゼッケン番号を基準としたクラス別の競技車両単位)に対し、大会毎に定めたポイントを与え、ポイント数に従って第 2 条に規定するクラス別にシリーズ順位を決定する。

1) クラス別ポールポジションポイント(グリッド表による)
各クラス共通、グリッド表ポールポジションチームに対し2ポイント。

2) シリーズの一戦として認定された各レースにおいて、完走し順位認定された上位チームに与えるポイントは次の通りとする。

① 当初のレース距離が40分、または100km以上のスプリントレースで開催される競技会については、各レース結果に基づきそれぞれ下記ポイントが与えられる。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
10 7.5 6 5 4 3 2 1.5 1 0.5

② 当初のレース距離が3時間、または300km以上の競技会については、下記ポイントが与えられる。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 12 10 8 6 4 3 2 1

③ 当初のレース距離が5時間、または700km以上の競技会については、下記ポイントが与えられる。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
30 22.5 18 15 12 9 6 4.5 3 1.5

④ 当初のレース距離が12時間、または1,400km以上の競技会については、下記ポイントが与えられる。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
45 35 27 23 18 13 9 7 5 3

⑤ 予選順位による2レース制で開催される競技会については、上位レース、及び予選順位による振り分けが行われないクラスは上記レース時間(距離)各レース結果に基づき、それぞれポイントが与えられる。下位レースについては通常ポイントの1/2の得点が与えられる。

3) 赤旗中断をもってレース終了とされた場合のポイントについて

① 先頭車両が2周回を完了し、かつ走行時間が当初のレース距離の2/3未満でレースが中止された場合、レースは成立しシリーズポイントの半分が与えられる。

② 先頭車両が当初のレース時間の2/3以上を完走した後にレースが中止された場合、レースは成立しシリーズポイントは全てが与えられる。
また、当初のレース時間、及び距離が上記に当てはまらなくなった場合は、STOがブルテンにより発表する。

(2) シリーズ順位の成立には、各クラスとも少なくとも5大会が第2条(2)によるクラスの成立を必要とする。

(3) チームは年間の各レースを通じ、第2条に規定する車両であればクラスに関係なく異なる車両で参加することが認められるが、ポイントはSTOに登録された競技ゼッケン番号を基準としたクラス別の競技車両単位で集計される。

(4) シリーズ順位の決定は、次の通りとする。

1) 全戦の獲得ポイントを集計し、最も獲得ポイントの多いチームをシリーズチャンピオンとする。(ST-Xクラスを除く)

※ ST-Xクラスについては、第1戦、またはSpecial stageでのどちらか高い獲得ポイントを有効とする。

2) 複数のチームが同点の場合、以下の方法で決定する。

① 1位の回数が一番多いもの。

② 1位の回数が同数の場合、2位の回数が一番多いものとして、それでも決まらない場合、同様の方法で差がつくまで続ける。

③ 以上の方法で順位決定が難しい場合は、最終戦の順位をもとにSTOが決定する。

 

 

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