2021年
2022年シーズンの内容については
こちらを参照ください。
スーパー耐久シリーズはJAFが定めるN1規定に準拠した改造した市販車によって争われるツーリングカーの耐久レースシリーズとしてスタートしました。
改造した市販車をベースとしたST-1クラス、ST-2クラス、ST-3クラス、ST-4クラス、ST-5クラスから世界共通規格のレース車両を使用したST-Xクラス、ST-Zクラス、ST-TCRクラスが設定されています。
2021年シーズンから新たにST-Qクラスが新設されました。
スーパー耐久のクラスは9種類
スーパー耐久に参戦する車両は9種類のクラスに分けられ、クラス毎でタイトルを争います。クラス分けの条件は公認車両やエンジン排気量等によって以下のように定められています。
クラス | 車両規定 |
ST-Xクラス | FIA GT3 公認車両、及びGT3規格に準ずる車両 |
ST-Zクラス | GT4規格車両、及びGT4規格に準ずる車両 |
ST-TCRクラス | TCR規格車両、及びTCR規格に準ずる車両 |
ST-Qクラス | STOが参加を認めたメーカー開発車両、または各クラスに該当しない車両 |
ST-1クラス | ST-2〜ST-5 以外の車両 |
ST-2クラス | 2001cc〜3500ccまでの4輪駆動車両、及び前輪駆動車両 |
ST-3クラス | 2001cc〜3500ccまでの後輪駆動車両 |
ST-4クラス | 1501cc〜2000ccまでの車両 |
ST-5クラス | 1500cc以下の車両 |
2021年 レギュレーション変更
ST-Qクラスの新設
2021年シーズンから『ST-Q』クラスが新設され、STOが認めたメーカー開発車両、または各クラスに該当しない車両の参加が認められることになりました。
2021年シーズンはROOKIE RacingのGR SupraがST-Qクラスへ参戦します。
また、富士スピードウェイで開催される第3戦の24時間レースではORC ROOKIE Racingから水素エンジンを搭載したカローラ・スポーツが参戦します。
ST-Xクラス、ST-Zクラス、ST-TCRクラスの車両規定の小変更
2020年シーズンのレギュレーション変更で『公認期限の切れたGT3車両』でST-Xクラスに参戦できるようになりましたが、2021年シーズンのレギュレーション変更において、『GT3規格に準ずる車両』へ改められることになりました。
あわせて、ST-Zクラスでは『GT4規格に準ずる車両』、ST-TCRクラスでは『TCR規格に準ずる車両』の参戦が認められることとなりました。
ゼッケン
スーパー耐久に参戦する車両に付けられるゼッケン番号は2~999と規定されています。
ゼッケン0番は欠番とされ、ゼッケン1番はST-Xクラスの前年度のチャンピオンに使用する優先権が与えられます。
各クラスのゼッケンベースの違い
スーパー耐久では車両に貼り付けられるゼッケンベースの色が各クラスごとに異なり、外観で区別できるようになっています。
クラス | ゼッケンベース |
ST-Xクラス | 黄色 |
ST-Zクラス | 空色 |
ST-TCRクラス | 桃色 |
ST-Qクラス | 灰色 |
ST-1クラス | オレンジ色 |
ST-2クラス | 紫色 |
ST-3クラス | 青色 |
ST-4クラス | 赤色 |
ST-5クラス | 緑色 |
クラス区分ステッカーの貼付
ST-Xクラス、ST-Zクラス、ST-TCRクラス、ST-Qクラスを除いて、リアのサイドウィンドウに各クラスを表示する区分ステッカーを貼付しなければならないことになっています。
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