2022年 SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ レース結果

 

2022年 F1の赤旗による『セッションの中断と再開』の手順

2022年

 

F1では他のモータースポーツと同様にコースの大半をふさいでしまうような大きなアクシデントが発生したり、大雨などの悪天候のために車両が安全にコースを走行することができないなど、レースコントロールがレースの続行が困難であると判断した場合は、安全のためにレッドフラッグが振られ、レースは一時中断となります。

クラッシュなどの影響によってガードレールやタイヤバリアなどのサーキットの安全設備に破損があった場合も、それらの修復のためにレッドフラッグが振られてレースが一時中断となる場合もあります。

レッドフラッグが振られると追い越しが禁止されるため、コース上の車両は他の車両を追い越すことなく走行をして、指定された場所で車両を停止しなければなりません。

 

 

 

セッション中断時のレースシグナル

レッドフラッグが振られてセッションが中断となった場合のレースシグナルの運用はフリー走行や公式予選と決勝で異なります。

 

フリー走行、公式予選

フリー走行や公式予選でレッドフラッグが振られてセッションが中断となった場合、レッドフラッグが振られると共に、メインストレートにあるレースシグナルはオレンジのライトが点滅します。

ピットロード出口のシグナルはレッドに変わるため、ピットにいた車両はコースインすることができなくなります。

 

 

 

決勝

レース中にレッドフラッグが振られてレースが一時中断となった場合、レッドフラッグが振られると共にレースシグナルはレッドライトが点灯し、オレンジライトが点滅します。

ピットロード出口のシグナルはグリーンのままですが、レース中にレッドフラッグが振られた場合は、すべての車両はピットロード出口の手前で停止しなければならないため、ピットにいた車両はコースインすることができなくなります。

 

 

 

 

フリー走行でのレッドフラッグによる中断

F1のフリー走行においてレッドフラッグが振られた場合は、国際モータースポーツ競技規則付則H項のレギュレーションに準じて、コース上のすべての車両は減速して他の車両を追い越すことなくコースを1周してピットインしなければなりません。ピットインした後は、各自のピットに戻ることになっています。

ピットインをせずに走行を続けた場合は、レッドフラッグを無視したとしてペナルティが科せられる場合があります。

レッドフラッグが振られると、コース上の安全が確認されるまで、セッションは一時中断となります。フリー走行の場合はレッドフラッグが振られてセッションが中断となっても、残りの走行時間のカウントダウンはそのまま進み続けます。

レッドフラッグによってセッションが長時間にわたって中断されたとしても、当初の予定通りの時間にセッションが終了します。

コース上の危険な状態が解消された後、セッションが再開されます。再開の時刻はF1の公式メッセージシステムや国際映像のメッセージなどで事前にチームへ伝えられます。

レッドフラッグが振られた時点で、残りの走行時間がわずかしか無い場合は、レッドフラッグをもって、そのセッションが終了となる場合があります。

 

 

公式予選でのレッドフラッグによる中断

F1の公式予選においてレッドフラッグが振られた場合、フリー走行でのレッドフラッグの運用と同様に、すべての車両は減速して他の車両を追い越すことなくコースを1周し、ピットインしなければなりません。ピットインした後は、各自のピットに戻ることになっています。

公式予選の場合、レッドフラッグが振られるとフリー走行の時と異なり、残りの走行時間のカウントダウンが止まります。コース上の危険な状態が解消され次第、セッションが再開されます。

レッドフラッグが振られた時点で、残りの走行時間がわずかしか無い場合は、レッドフラッグをもって、そのセッションが終了となる場合があります。

レッドフラッグが振られると減速して走行しなければならず、ピットインしなければならない義務が発生します。そのため、レッドフラッグが振られた時点でタイムアタックを諦めなければなりません。

レッドフラッグが振られたことによって、タイムアタックを中断せざるを得なくなり、タイムを記録できなかったとしても抗議は受け付けられません。

 

 

決勝でのレッドフラッグによる中断

F1の決勝においてレッドフラッグが振られた場合、フリー走行や公式予選の時と同様に、すべての車両は減速して他の車両を追い越すことなくコースを1周し、ピットインしなければなりません。

ピットインした後、決勝においては各自のピットに戻るのではなく、ピットロード出口に設定されている赤旗ラインの手前からピットロードのファストレーン上に1列に整列しエンジンを停止します。

コースがふさがれたことによってピットインすることができなかった車両はコースがクリアになった後、レースが中断される前の順位に従ってピットロードに整列されます。

レッドフラッグが振られたときにピットインしていた車両は、ファストレーンに並んでいる隊列の後ろに着いた順番で整列されます。

その後、セーフティカーがファストレーンに並んでいるの隊列の先頭に着き、コース上の安全が確認され再開が決定するまでレースは一時中断となります。

 

レース中断時に認められる作業

レッドフラッグが振られてレースが中断している間、チームのメカニックはファストレーン上で停止している車両に対して作業を行うことが認められています。

すべての作業が認められているわけではなく、以下に示す作業に限られます。

 

  • エンジンの始動に関係する準備
  • 圧縮ガスの追加
  • 許可された冷却・加熱用デバイスの取り付けおよび取り外し
  • フロント・リアブレーキ周辺のエアダクトの交換
  • ラジエターダクトの交換
  • ドライバーの快適性向上に対する変更
  • ホイールとタイヤの交換
  • アクシデントによりダメージを負ったパーツの交換
  • 既存のパーツを使ったフロントウイングのセットアップ
    (パーツの追加や交換は不可)

 

 

レース時間の延長

通常、F1におけるレース時間は最大で2時間とレギュレーションで定められています。

レッドフラッグが振られてレースが中断となっても、レース時間のカウントは止まることなく進み続けます。レース時間は2時間延長され、中断時間を含めたレース時間の合計は最大で3時間となります。

レース中に何度もレッドフラッグが振られたとしても、レース時間は最大で3時間となります。

 

 

赤旗中断のままレース終了

レース中にレッドフラッグが振られてレースが中断したまま再開することができずに、そのままレースが終了となる場合もあります。

このような場合、F1では、レッドフラッグが振られた時点での順位ではなく、レッドフラッグが振られる2周前の順位がレース結果になります。

レース結果に応じて獲得できるポイントの数は、レッドフラッグが振られた時点で先頭の車両が走行していた周回数によって変化します。

2022年シーズンからレースが途中で中止となった場合に与えられるポイントの数が変更されました。

 

 

 

レースの再開手順

レースコントロールでコース上の安全が確認されると、レースの再開が決定します。レース再開時刻はF1の公式メッセージシステムや国際映像のメッセージなどによってチームに伝えられます。

レース再開時刻の通知はレース再開時刻の10分前に先駆けて行われます。

レーススタートの時と同様に、レース再開時刻に向けてカウントダウンが行われ、10分前、5分前、3分前、1分前、15秒前のタイミングで警告音と共に表示が行われます。

レースの再開はセーフティカー先導で行われます。レース再開に向けて、セーフティカーがピットロード出口に整列している車両の前方で待機します。

 

レース再開5分前

すべての車両はタイヤを装着していなければなりません。

 

レース再開2分前

レッドフラッグが振られると、すべての車両はピットロード出口に設定されている赤旗ラインの手前に整列します。ピットインした順に整列しているため、実際の順位と整列の順番は異なる場合があります

レース再開2分前になると、先頭の車両の前に並んでいる周回遅れの車両がピットアウトすることが認められています。ピットアウトした車両はコースを1周走行し、レース再開の後、ピットアウトするセーフティカーを先頭とした車両の隊列の最後尾につきます。

 

レース再開1分前

ピットロードに整列している車両はエンジンを始動します。エンジン始動をサポートするチームのメカニックはレース再開15秒前までにピットロードのファストレーンから離れる必要があります。

 

レース再開15秒前

エンジン始動をサポートするチームのメカニックはファストレーンからの退避を完了しなければなりません。その後、セーフティカーのグリーンライトが点灯しレースが再開されます。

 

 

レースの再開

レッドフラッグ後のレースの再開はセーフティカー先導で行われます。ウェットコンディションの場合や、セーフティカーを先頭とした隊列が形成できていない場合などを除いて、セーフティカー先導による走行を1周行った後、セーフティカーはピットインします。

F1の場合、レッドフラッグによるレース中断後の再開はスタンディングスタートによって再スタートします。スタンディングスタートによりレースが再スタートする場合、チームには『STANDING START』のメッセージが伝えられ、コース各所に設置されているFIA灯火パネル(デジタルフラッグ)には『SS』と表示されます。

スタンディングスタートでレースを再開するには適切ではないと判断された場合、ローリングスタートでの再スタートとなります。その場合、チームには『ROLLING START』のメッセージが伝えられ、FIA灯火パネルには『RS』と表示されます。

このように、F1ではレッドフラッグによるレース中断後の再スタートはスタンディングスタート、もしくはローリングスタートによって行われます。

 

再度レース中断となる場合

セーフティカー先導による走行を開始したものの、レースを再開できる状況ではないと判断された場合、すべてのチームに『RE-START PROCEDURE SUSPENDED』のメッセージが伝えられます。

この場合、レッドフラッグが振られた場合と同様の手順で、レースは再度中断することになります。

 

 

レギュレーション

2022 FORMULA 1 SPORTING REGULATIONS

2022/2/18発行版

57) SUSPENDING A SPRINT SESSION OR A RACE

57.1 If Competitors or officials are placed in immediate physical danger by cars running on the track, and the clerk of the course deems circumstances are such that the track cannot be negotiated safely, even behind the safety car, the sprint session or the race will be suspended.

Should it become necessary to suspend the sprint session or the race, the clerk of the course will order red flags to be shown at all marshal posts and the abort lights to be shown at the Line.

57.2 When the signal is given overtaking is forbidden, the pit exit will be closed and all cars must proceed slowly into the pit lane. The first car to arrive in the pit lane should proceed directly to the pit exit staying in the fast lane, all the other cars should form up in a line behind the first car.

57.3 Any cars unable to return to the pit lane as a result of the track being blocked will be brought back when the track is cleared and will be arranged in the order they occupied before the sprint session or the race was suspended.

Additionally, any cars in the pit lane or pit entry at the time the sprint session or the race was suspended will be arranged in the order they occupied before the sprint session or the race was suspended. Any cars in their garage at the time the sprint session or the race was suspended will be arranged at the back of the line of cars in the fast lane in the order they got there. Any such cars will be permitted to leave the pit lane when the sprint session or the race is resumed but must re-enter the pit lane when the safety car returns and may join the sprint session or the race once the last car has passed the pit exit after the re-start (also see Article 51.11).

In all cases the order will be taken at the last point at which it was possible to determine the position of all cars. All such cars will then be permitted to resume the sprint session or the race.

The Safety Car will then be driven to the front of the line of cars in the fast lane.

57.4 Whilst the sprint session or the race is suspended:

a) The sprint session, the race nor the timekeeping system will stop, however, in accordance with Article 5.3 the length of the sprint session or the race suspension will be added to the maximum time period.

b) Cars may be worked on once they have stopped in the fast lane but any such work is restricted to that listed in Article 57.4i) to ix) and must not impede the resumption of the sprint session or the race.

i) Starting the engine and any directly associated preparation.

ii) The addition of compressed gases (see Article 4.5 of the Technical Regulations).

iii) The fitting or removal of permitted cooling and heating devices.

iv) Changes to the air ducts around the front and rear brakes during the race only.

v) Changes to the radiator ducts during the race only.

vi) Changes made for driver comfort.

vii) Changing wheels and tyres.

viii) Repair of genuine accident damage, including the replacement of assemblies containing such damaged parts.

ix) The aerodynamic set up of the front wing may be adjusted using the existing parts. No parts may be added, removed or replaced.

c) Only team members, officials and duly accredited television cameramen will be permitted in the pit lane.

57.5 Unless asked to do so by the FIA, cars may not be moved from the fast lane whilst the sprint session or the race is suspended. A penalty in accordance with Article 54.3c) will be imposed on any driver whose car is moved from the fast lane to any other part of the pit lane.

At all times drivers must follow the directions of the marshals.

 

58) RESUMING A sprint session OR A RACE

58.1 The delay will be kept as short as possible and as soon as a resumption time is known all Competitors will be informed via the official messaging system, in all cases at least ten minutes warning will be given.

58.2 Signals will be shown ten minutes, five minutes, three minutes, one minute and fifteen seconds before the resumption and each of these will be accompanied by an audible warning.

58.3 When the five (5) minute signal is shown all cars must have their wheels fitted. Tyre blankets must also be disconnected from any power supply at this time and must not be reconnected during the start procedure, unless the delayed start signal is shown.

After this signal wheels may only be removed if the car has been moved out of the fast lane or during a further suspension.

A penalty in accordance with Article 54.3d) will be imposed on any driver whose car did not have all its wheels fully fitted at the five (5) minute signal or has any of its wheels changed before it leaves the pit lane after the sprint session or the race has been resumed.

58.4 At the two (2) minute point any cars between the safety car and the leader, in addition to any cars that had been lapped by the leader at the time the sprint session or the race was suspended, will be allowed to leave the pit lane and complete a further lap, without overtaking, enter the pit lane and then join the line of cars behind the safety car.

58.5 When the one (1) minute signal is shown, engines should be started and all team personnel must leave the fast lane by the time the 15 second signal is given taking all equipment with them. If any driver needs assistance after the 15 second signal, he must raise his arm and, when the remainder of the cars able to do so have left the pit lane, marshals will be instructed to push the car into the slow lane. In this case, marshals with yellow flags will stand beside any car concerned to warn drivers behind. Drivers may leave the fast lane in order to pass any car unable to leave the pit lane.

58.6 Overtaking behind the safety car is only permitted in the following cases:

a) Any driver who is delayed when leaving his position in the fast lane or during the lap(s) behind the safety car may overtake to re-establish his original starting position provided he does so before he crosses the first safety car line on the lap the safety car returns to the pits. Should he fail to do so he must re-enter the pit lane and may only re-join the race once the whole field has passed the end of the pit lane after the sprint session or the race has been resumed.

A penalty in accordance with Article 54.3d) will be imposed on any driver who fails to re-enter the pit lane if he has not re-established the original starting order before he reaches the first safety car line on the lap the safety car returns to the pits.

b) Drivers may leave the fast lane in order to overtake any car delayed when leaving its position in the fast lane.

58.7 Any driver whose car has been pushed from the fast lane, in accordance with Article 51.5 above, may not overtake in order to re-establish the order before the sprint session or the race was suspended.

58.8 The sprint session or the race will be resumed behind the safety car when the green lights are illuminated and the safety car leaves the pit lane. Drivers must follow the safety car no more than ten car lengths apart.

58.9 Either of the penalties prescribed in Article 54.3c) or d) will be imposed on any driver who, in the opinion of the stewards, unnecessarily overtook another car during the lap (or laps).

58.10 The safety car will enter the pits after one lap unless:

a) The sprint session or the race is being resumed in wet conditions and the Race Director deems more than one lap necessary, in which case see Article 24.4o).

b) All cars are not yet in a line behind the safety car.

c) A further incident occurs necessitating another intervention.

58.11 When the clerk of the course decides it is safe to call in the safety car a message “STANDING START” will be sent to all Competitors using the official messaging system, all FIA light panels will display “SS” and the car’s orange lights will be extinguished. This will be the signal to the Competitors and drivers that it will be entering the pit lane at the end of that lap.

At this point the first car in line behind the safety car may dictate the pace and, if necessary, fall more than ten car lengths behind it.

Once the safety car has entered the pit lane all cars, with the exception of those that were in their garage at the time the sprint session or the race was suspended (see Article 50.3), should return to the grid, take up their grid positions and follow the procedures set out in Articles 38.10, 38.11, 39, 40, 41, 42 and 43.

58.12 If track conditions are considered unsuitable to start the sprint session or the race from a standing start, the message “ROLLING START” will be sent to all Competitors via the official messaging system, all FIA light panels will display “RS” and the car’s orange lights will be extinguished. This will be the signal to the Competitors and drivers that it will be entering the pit lane at the end of that lap.

At this point the first car in line behind the safety car may dictate the pace and, if necessary, fall more than ten car lengths behind it.

As the safety car is approaching the pit entry the FIA light panels will be extinguished and a green flag and/or green light panel will be displayed at the Line.

No driver may overtake another car on the track until he passes the Line (see Article 5.3) for the first time after the safety car has returned to the pits.

Each lap completed while the safety car is deployed will be counted as a sprint session lap or a race lap as appropriate.

58.13 If, after several laps behind the safety car, track conditions are considered unsuitable to resume competition at all, the message “RE-START PROCEDURE SUSPENDED” will be sent to all Competitors via the official messaging system and all cars must enter the pit lane behind the safety car. The procedures set out in Article 50 and Articles 51.1-51.9 must then be followed and there will be no standing start.

58.14 If the sprint session or the race cannot be resumed the results will be taken at the end of the penultimate lap before the lap during which the signal to suspend the sprint session or the race was given.

 

 

アーカイブ