【8/2】F1 第11戦 ハンガリーGP スタート直後のターン1でのアクシデント

 

2021年 F1 第1戦 バーレーンGP 公式予選 ベッテル選手のイエローフラッグ無視

 

バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された2021年シーズンのF1開幕戦となったバーレーンGPでは決勝当日の13時30分にスチュワードがアストンマーティンのセバスチャン・ベッテル選手を招集し、公式予選でのイエローフラッグ無視について事情聴取を行いました。

 

 

バーレーンGP 公式予選Q1

バーレーンGPの公式予選Q1で、セバスチャン・ベッテル選手はチェッカーフラッグが振られる直前にコントロールラインを通過し、Q1最後のタイムアタックを開始しました。ところが、ベッテル選手の2台前方を走行していたハースのニキータ・マゼピン選手がターン1手前でスピンをしたため、イエローフラッグが振られました。

イエローフラッグは2本振られており、いわゆる『ダブルイエロー』の状態でしたが、ベッテル選手は、そのままタイムアタックを継続しました。イエローフラッグ区間を含むセクター1では自己ベスト更新とはなりませんでしたが、セクター2とセクター3は自己ベストを記録し、最終的に1分32秒067のラップタイムを記録しましたが、ベストタイムは更新できませんでした。

セクター1はイエローフラッグ区間を通過したため、減速していたのではないかと考えられます。

また、セバスチャン・ベッテル選手の前方を走行していたメルセデスのバルテリ・ボッタス選手はタイムアタックを中断しました。

 

 

 

ペナルティ

バーレーンGPのスチュワードはセバスチャン・ベッテル選手に事情聴取を行い、ダブルイエロー区間を通過したにも関わらず、タイムアタックを中断しなかったとして、ベッテル選手に対して、5グリッド降格のペナルティとペナルティポイント3を科しました。

 

国際モータースポーツ競技規則 付則H項ではダブルイエロー区間を通過した場合は、タイムアタックを中断したことが明白でなければならないと定められています。

ベッテル選手はダブルイエロー区間で減速していたと考えられますが、タイムアタックを継続したためにペナルティを科せられることになりました。

レギュレーションに反する行為ではありますが、かなり厳しい裁定と言えます。安全に関することであるため、今後もレギュレーションに則り、厳しい判定を行なっていくのではないかと考えられます。

 

 

レギュレーション

国際モータースポーツ競技規則 付則H項

2.5.5.1 b) 黄旗:
これは危険信号であり、次の2通りの意味をもってドライバーに表示される。

1本の振動:
速度を落とし、追い越しをしないこと。進路変更する準備をせよ。トラックわき、あるいはトラック上の一部に危険箇所がある。ドライバーがスピードを落としたことが明らかでなければならない。これは、ドライバーが、手前で制動したこと、および/またはそのセクターで速度を著しく落としたことを意味する。

2本の振動:
速度を大幅に落とし、追い越しをしないこと。進路変更する、あるいは停止する準備をせよ。トラックが全面的または部分的に塞がれているような危険箇所がある、および/あるいはマーシャルがトラック上あるいは脇で作業中である。フリー走行および予選中は、ドライバーが有意義なラップタイムを達成しようとしていないことが明らかでなければならない。これは、ドライバーが当該ラップを放棄するべきであることを意味する(次のラップで走路が十分片付いている場合がありうるので、ピットへ入らなければならないことを意味するものではない)。

※一部抜粋

 

 

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