【9/19】スーパー耐久 第5戦 鈴鹿サーキット レース結果

 

2021年 F1 第6戦 アゼルバイジャンGP ラティフィ選手のセーフティカー運用ルール違反

 

メインストレートでのアクシデントによるセーフティカー導入

バクー シティ サーキットで開催された2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP決勝の47周目に、トップを走行していたレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手がメインストレートを通過中に左リアタイヤが突然バーストし、コントロールを失ったことによってウォールに激しくヒットするアクシデントが発生しました。

このアクシデントによりセーフティカーが導入されましたが、導入直後はアクシデントの現場がピットロード入口付近も含んでいたたため、ピットロードの入口が閉鎖されることになりました。

その後、メインストレートにストップしていたフェルスタッペン選手の車両の撤去作業を開始する際に、セーフティカーはメインストレートではなく、ピットロードを通過することになりました。

 

 

セーフティカー導入時のピットロードの通過

FIA公認のモータースポーツに共通するセーフティカーの運用ルールは『国際モータースポーツ競技規則 付則H項』に記載されていますが、セーフティカーがピットロードを通過する場合がある旨が記載されています。

そのため、セーフティカーがメインストレートの代わりにピットロードを通過することは異例なことではありません。

当然、F1においても同様であり、スポーティングレギュレーションの39.11条にセーフティカー導入時にピットロードを通過する場合がある旨の記載があります。

F1の場合、セーフティカー導入時に、セーフティカーがメインストレートではなく、ピットロードを通過することが決定した場合は、F1の公式メッセージシステムでチームへ配信されることになっています。

 

2021 FORMULA ONE SPORTING REGULATIONS

39) SAFETY CAR

39.11 Under certain circumstances the clerk of the course may ask the cars and the safety car to use the pit lane. In these cases, a signal to use the pit lane will be displayed before the start of the pit entry and all Competitors will be informed via the official messaging system, all cars must then enter the pit lane, drive through it and re-join the track. Any car entering the pit lane under these circumstances may however stop at its designated garage area. A penalty under Article 38.3(c) will be imposed on any driver who fails to enter the pit lane when required to do so.

Other than when the cars and the safety car are required to use the pit lane, no car may enter the pits whilst the safety car is deployed unless it is for the purpose of changing tyres.

 

 

ラティフィ選手の違反

セーフティカーがメインストレートではなく、ピットロードを通過することが決定した後、車両の隊列はピットロードを通過するために続々とピットインしました。

ところが、ウイリアムズのニコラス・ラティフィ選手は指示されたとおりに、ピットインせずにメインストレートを走行し、フェルスタッペン選手の車両の撤去作業を行っていた作業車両の脇を通過することになりました。

さらに、メインストレートを通過した後、ピットロードを通過した車両を数台追い越してしまいました。

スチュワードはこのピットロードを通過せずにメインストレートを通過したこと、セーフティカー導入中に他の車両を追い越した行為を違反であると判定しました。

 

 

スチュワードによる裁定

スチュワードはドライバーの事情聴取とチーム無線の確認の結果、ラティフィ選手がピットロードを通過せずにメインストレートを通過したこと、その際にピットロードを通過した2台の車両を追い越したことを確認しました。

また、チームが無線でラティフィ選手に対して、適切に連絡をし、ピットインするように指示したことも確認しました。

そのため、スチュワードはラティフィ選手が意図的にピットインせずにメインストレートを通過したと判断しました。

セーフティカー導入時に指示されたピットレーンを使用せずにメインストレートを通過する行為については、通常はドライブスルーペナルティが科せられることが39.11条に記載されています。

ところが、メインストレートを通過することによって、他の車両を追い越したこと、さらに危険な追い越しがあったことが確認されたため、スチュワードはラティフィ選手に対して、10秒間のストップ・アンド・ゴーペナルティとペナルティポイント3を科しました。

 

 

 

SNSでシェアする