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SUPER GTのフルコースイエロー(FCY)導入延期について

 

SUPER GTでは2020年シーズンからフルコースイエロー(FCY)が導入される予定でしたが、第5戦を終了した時点でまだ実践導入に至っていません。車両回収などの作業を行う場合には、これまでのシーズンと同様にセーフティカーが導入されています。

SUPER GTにおけるセーフティカーの運用はレース展開がリセットされるだけでなく、他のレースカテゴリーには無いGT500クラスとGT300クラスの車両の整列を行うため、時間がかかるなどの課題があることから、フルコースイエローの導入が期待されていました。

 

 

セーフティカー (SC)

これまで、SUPER GTでは、トラブルなどでコース脇にストップしてしまった車両の回収作業を行う際にイエローフラッグでは作業を行うマーシャルの安全性を確保できないと判断された場合にセーフティカーが導入されてきました。

他のレースカテゴリーと同様にセーフティカーが導入されると、それまでの各車両同士のタイム差がリセットされてしまったり、ピットインのタイミングによっては大きく有利になったり、大きく不利になったりするなどの公平性における課題がありました。

また、SUPER GTは性能の異なるGT500クラスとGT300クラスの車両が混走する他には無いレースのため、セーフティカーが導入されると、メインストレートでGT500クラスとGT300クラスの車両の整列が行われます。

この整列を行わなければ、セーフティカーが解除され、レースがリスタートされるときに、コントロールラインまでは追い越しが禁止されるため、GT500の車両がペースの遅いGT300クラスの車両に引っかかると、各車両同士の差が開いてしまい不公平を生むだけでなく、安全なリスタートができなくなるためと考えられます。

これにより、SUPER GTでは一旦セーフティカーが導入されると、レース再開までの時間が長くかかってしまいます。

 

2020年 SUPER GTのセーフティカー運用ルール

 

 

フルコースイエロー (FCY)

フルコースイエローはセーフティカー同様にトラブルなどでコース脇にストップしてしまった車両の回収作業を行う際にイエローフラッグでは安全性を確保できないと判断された場合に導入されます。

SUPER GTのフルコースイエローの運用ルールでは、フルコースイエローの導入が決定されるとカウントダウンが行われ、ゼロのタイミングでコース脇のすべてのオブザベーションポストで『FCY』と書かれた黄色いボードが提示されます。この時点でコース上での追い越しが禁止されます。

また、新たにカウントダウンが行われ、ゼロのタイミングですべてのオブザベーションポストでFCYボードに加えて、イエローフラッグが振られます。この時点で競技車両のスピードは80km/hに制限されます。

コース上の危険が無くなったら、すべてのオブザベーションポストでグリーンフラッグが振られ、レースが再開されます。

フルコースイエローでは、各車両同士のタイム差がキープされたままになるため、セーフティカーのように有利、不利が発生しないようになっています。

また、フルコースイエローでもコース上の安全性が確保されない場合は、セーフティカーが導入されます。

 

2020年 SUPER GTのフルコースイエロー(FCY)運用ルール

 

 

フルコースイエロー導入に向けた課題

SUPER GTではセーフティカー導入時の課題を解決するために、2020年シーズンからフルコースイエローの導入を決定しました。

導入に向けて、各車両にフルコースイエロー導入に向けたカウントダウンが表示される各車共通のディスプレイが設置されました。レースコントロールから無線を通じて、フルコースイエロー導入の信号が各車に伝えられ、ディスプレイに表示されるシステムになっています。

 

 

ところが、公式テストでフルコースイエローのテストを行ったところ、一部の車両にフルコースイエロー導入を伝える信号がうまく伝わらない問題があることが確認されました。そのため、レースの公平性を確保するために、フルコースイエローの導入を先送りし、2020年は導入に向けたテストを継続するようです。

フルコースイエローのシステム自体は海外のレースカテゴリーで既に導入されているものと同じシステムとのことです。フルコースイエローのシステムが使用する無線が国内の電波法に準拠するために、海外と異なる種類の電波を使用していることが原因とされています。そのため、コースの一部に無線が伝わりにくい場所ができ、そこを走行している車両がうまく信号を受信できないことがあるようです。

2021年シーズンのフルコースイエロー導入に向けて調整とテストを進めるようですが、サーキットという閉鎖されたエリア内であれば、国が海外で認められている無線の使用を特別に許可するなどの融通を効かせれば良いだけのようにも感じます。

いずれにせよ、フルコースイエローは2020年シーズンでの導入は難しいものの、2021年シーズンにはSUPER GTに導入される予定です。これにより、セーフティカーの導入によってレース展開がリセットされることがなくなると考えられます。

2020年シーズンもこれまで、各レースでセーフティカーが導入されています。もし、今シーズンからフルコースイエローが導入されていたら、レース結果に少なからず影響があったと考えられます。

フルコースイエローの導入によってレースはより面白くなるはずですので、期待して待ちたいと思います。

 

 

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