2021年
2021年3月24日、JAFは2021年のスーパーフォーミュラのレギュレーションを一部改訂することを発表しました。
今回発表されたレギュレーションの改定内容について解説します。
有効ポイント制の導入
2020年シーズンのスーパーフォーミュラでは新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響による入国制限のため来日できない外国人ドライバーや海外レースに参戦するドライバーを考慮し、全7大会のうち、上位5大会で獲得したポイントが有効となる『有効ポイント制』が導入されました。
当初、2021年シーズンのスーパーフォーミュラでは2019年シーズン以前と同様に開催されるすべての大会において獲得したポイントでチャンピオンシップが争われる予定でした。
今回のレギュレーション改定により、2021年シーズンのスーパーフォーミュラは2020年シーズンと同様に開催される全7大会のうち、上位5大会で獲得したポイントが有効となる『有効ポイント制』が継続されることになりました。
あわせて、獲得したポイントが同ポイントとなった場合の上位の決定方法についての文言が修正されました。
2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則
参考リンク
第7条 選手権得点
2. 選手権レースとして認定された各レースにおいて、ドライバーおよびチームに与える得点は、下記の得点基準を適用する。
非得点者があった場合は、その順位を繰り上げて得点が与えられる。
5) 得点合計の対象となるレース数は、選手権レースとして開催された最大5レースとする。ただし、開催されたレースの合計数が5レースに満たない場合は、開催されたレースのすべてが得点合計の対象となる。
得点合計の対象となるレース数は、選手権レースとして開催されたレースのすべてとなる。第8条 デッドヒート (同着)
2. 複数のドライバーまたはチームが同一の有効得点を得た場合は、下記の基準を用いて上位を決定する。
1) 有効得点(上記第7条2. 5)による選手権得点の対象レースで得た得点)の範囲内で高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。
高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。2) 上記1) の回数も同一の場合、当該競技者が獲得した全ての得点の内、高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。
上記1) の回数も同一の場合、最終戦における得点をもって決定する。最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。
3) 上記1) および2) の方法によっても順位が決定できない場合は、最終戦における得点をもって決定する。
最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。
それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。
※追加・変更 箇所