赤旗によるセッション中断

 

 

 


赤旗は大雨などの天候の急変やアクシデントの発生など、安全上の理由で競技の続行が困難と競技長が判断した時に提示されます。他のカテゴリーと同様にスーパーフォーミュラにおいてもプラクティスセッション(公式予選等)と決勝で赤旗の運用手順が異なります。

 

フリー走行・公式予選・ウォームアップ走行

フリー走行、公式予選、ウォームアップ走行では赤旗が提示されたら、全ての競技車両は減速して走行し、ピットインしなければなりません。赤旗が提示された後に記録されたラップタイムは無効となります。

タイムアタック中に赤旗が提示され、そのままピットインせずにタイムアタックを継続した場合、そのラップタイムが抹消されるだけでなく、赤旗無視(FIA国際モータースポーツ競技規則付則H項違反)と判定され、ペナルティとなる場合があります。

スーパーフォーミュラでは公式予選中にコースアウトした車両は自力で走行し復帰できた場合は、以降の公式予選セッションに出走することができますが、レースオフィシャルの手助けによって復帰した場合は再びコースインすることができません。

また、公式予選中に赤旗もしくは黄旗の原因と特定されたドライバーはペナルティの対象となる場合があります。

2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第27条 プラクティスセッション(公式予選等)

 

決勝

決勝中に赤旗が提示されたら全ての競技車両は赤旗ラインに進み、1列に整列しなければなりません。赤旗が提示された後にピットインすることは認められません。

競技車両が赤旗ライン手前で全車整列した状態で競技は中断となります。赤旗中断中に作業を行うことが認められていますが、作業がレースの再開の妨げとなってはなりません。また、赤旗中断となる前にピットインしていた車両を除き、給油は禁止されます。

赤旗提示によってレースが中断されている間も、計時システムは停止せずにカウントを継続し、周回数も記録されます。

レースコントロールではレース再開時刻が協議され、決定され次第、チームに告知されます。

 

赤旗中断からのレース再開の手順

赤旗中断からのレース再開はセーフティカースタートによって行われます。再開に先立ち、先頭車両の前にいる周回遅れ車両と赤旗中断時にピットインしていた車両はコースを1周し隊列の最後尾に着きます。その後、セーフティカー先導によりレースが再開されます。

再開3分前

赤旗ラインに整列した車両はトップ車両が先頭に整列しているとは限りませんので、レース再開時間の3分前になったら、トップ車両の前にいる周回遅れ車両がオフィシャルの指示によってスタートします。この周回遅れ車両は他車を追い越すことなく1周し、隊列の最後尾に着きます。

赤旗が提示されたときにピットインしていた車両は、周回遅れ車両がスタートした後にピットアウトすることができ、他車を追い越すことなく1周し各クラスの最後尾に着きます。ただし、ピットアウトできる車両は3分前が提示される時にピットレーン出口で待機していなければなりません。

再開1分前

エンジン始動

レース再開

レース再開時刻になるとグリッド前方でグリーンシグナルが点灯し、セーフティカー先導によって隊列がスタートします。以降の手順はセーフティカー運用ルールに從い、セーフティカー解除の手順でレースが再スタートされます。

 

赤旗中断のままレース終了

赤旗でレースが中断したまま再開できずに、そのままレースが終了となる場合もあります。
スーパーフォーミュラでは、この場合、レースが中断された周回の1周前の順位がレース結果となります。

 

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