タイヤ

 

 

 


F1のタイヤはワンメイクとなっており、イタリアのピレリにより供給されています。コンパウンドは晴れ用のドライタイヤ7種類、雨用のレインタイヤ2種類が設定されています。それぞれのタイヤを識別できるようにタイヤのサイドウォールにペイントが施されています。

2018年シーズンからハイパーソフトとスーパーハードが新たに追加されました。特にハイパーソフトについては最も柔らかいコンパウンドとなり、F1の更なるタイムアップが期待されています。

 

F1タイヤの種類

ドライタイヤ

  • ハイパーソフト (ピンク)
  • ウルトラソフト (パープル)
  • スーパーソフト (レッド)
  • ソフト (イエロー)
  • ミディアム (ホワイト)
  • ハード (アイスブルー)
  • スーパーハード (オレンジ)

レインタイヤ

  • インターミディエイト (グリーン)
  • ウェット (ブルー)

 

ドライタイヤはハイパーソフトが最も柔らかく、スーパーハードタイヤが最も硬いコンパウンドとなっており、一般的に柔らかいタイヤはグリップ力が高く、耐久性が低い性能となっており、硬いタイヤはグリップ力が低く、耐久性が高い性能となっています。ただし、サーキット毎に異なる路面の状況とタイヤコンパウンドの相性があるため、常に柔らかいコンパウンドの方が速く走れるとは限りません。

 

 

各グランプリで供給されるタイヤセット数

各グランプリにおいてドライバー毎に供給されるタイヤのセット数はドライタイヤが13セット、レインタイヤが4セットです。

ドライタイヤ

  • 13セット

レインタイヤ

  • 4セット

 

各グランプリで供給されるドライタイヤの種類

ドライタイヤは7種類全ての種類のコンパウンドが常に選択できるわけではなく、レース毎に3種類のコンパウンドがFIAとピレリによって事前に選択されます。

どのようなコンパウンドが選択されるのかについては、遅くともヨーロッパで開催されるレースにおいては9週間前、ヨーロッパ外で開催されるレースにおいては15週間前に発表されます。

 

 

2018年 各グランプリ供給タイヤ

グランプリ ハイパーソフト ウルトラソフト スーパーソフト ソフト ミディアム ハード スーパーハード
第1戦 オーストラリア        
第2戦 バーレーン        
第3戦 中国        
第4戦 アゼルバイジャン        
第5戦 スペイン        
第6戦 モナコ        
第7戦 カナダ        
第8戦 フランス        
第9戦 オーストリア        
第10戦 イギリス        
第11戦 ドイツ        
第12戦 ハンガリー        
第15戦 シンガポール        
第16戦 ロシア        
第17戦 日本        
第18戦 アメリカ        
第19戦 メキシコ        
第20戦 ブラジル        
第21戦 アブダビ        

 

コンパウンドの決め方ですが、まず、各グランプリにおいて3種類のコンパウンドが1セットずつ(合計3セット)供給されます。残りの10セットのコンパウンドは自由に選択することができます。

チームはドライバー毎にどのコンパウンドのドライタイヤを何セットずつ使用するのかFIAに連絡する必要があります。ヨーロッパで開催されるレースにおいては8週間前、ヨーロッパ外で開催されるレースにおいては14週間前に連絡しなければなりません。

各ドライバーがどのようなコンパウンドを何セットずつ使用するのかという情報は各グランプリの開催前にFIAによって公開されます。

 

タイヤの使用義務・タイヤの返却

最初に、3種類のコンパウンドが1セットずつ(合計3セット)供給されますが、この3セットの内の最も柔らかいコンパウンドは公式予選のQ3で使用しなければならず、Q3で使用した後は返却する必要があります。

残りの2セットの内の1セットは決勝で必ず使用しなければなりません。

公式予選でQ3に進出したドライバーはQ2でベストタイムを記録したタイヤで決勝をスタートしなければなりません。

公式予選でQ3に進出できなかったドライバーは最も柔らかいコンパウンドを決勝で使用することができます。

また、自由にコンパウンドを選択できる10セットのタイヤについては、以下のタイミングでタイヤを返却しなければなりません。

  • FP1開始40分後に1セットを返却
  • FP1終了後に1セットを返却
  • FP2終了後に2セットを返却
  • FP3終了後に2セットを返却

 

各グランプリで供給されるレインタイヤの種類

レインタイヤは浅溝のインターミディエイトタイヤと深溝のウェットタイヤが設定されており、それぞれ2セットずつ供給されます。

インターミディエイトタイヤ

  • 2セット

ウェットタイヤ

  • 2セット

ウェットタイヤは雨用のタイヤですが、インターミディエイトタイヤは小雨用のタイヤでドライとウェットの中間用として位置付けられています。

 

2017年レギュレーション変更によるタイヤ幅の変更

2017年からタイヤに関する規則が変更され、フロントタイヤ、リヤタイヤの幅が変更されました。

フロントタイヤ幅

  • 245mm → 305mm

リアタイヤ幅

  • 325mm → 405mm

タイヤがよりワイドになり路面への接地面積が増えグリップが向上することにより、ラップタイムが数秒短縮されました。