2024年 F1 第4戦 日本GP 開催概要

 

2020年 スーパー耐久のドライバーに関するルール

2020年

 

ライセンス

スーパー耐久に出場するにはFIA国際ドライバーライセンスC以上、またはJAFが発給する国内競技運転者許可証A以上が必要です。

ただし、国内競技運転者許可証A所持者については、大会24ヶ月以内に、JAF公認レースに4回以上完走していることを条件と定められています。

 

 

ドライバーは1チーム2~4名

チームは1台の車両に対して2名以上4名以内のドライバーをA・B・C・Dドライバーとして登録する必要があります。

Aドライバーはシリーズを通して変更することができません。

 

 

ドライバーの種類

ST-Xクラス・ST-Zクラス・ST-Rクラスに参戦するドライバーに対してSTO(スーパー耐久機構)が定める認定基準によってプラチナドライバー、ジェントルマンドライバー、エキスパートドライバーに決められます。

 

プラチナドライバー

STOの認定基準に基づき、プラチナドライバーが決定されます。
認定基準は以下の通りです。

  • 過去にF1用スーパーライセンスを取得した事がある。
  • 過去にルマン24時間レースで優勝した事がある。
  • 自動車メーカーのワークスドライバー/開発ドライバーを務めた事がある。
  • 国際F3000、CART/Champcar、IRL、またはFIA-F2、GP2の各選手権でシリーズランキングのトップ10に入った事がある。
  • 2018年以前にSUPER GT GT500、Super Formula、ならびにFormula Nipponにシリーズで参加実績がある。
  • WEC、ならびにWTCC、WTCRのFIA世界選手権におけるシリーズチャンピオン。
  • SUPER GT GT300クラスシリーズチャンピオン
  • 2013年以降のSUPER GT GT300にシリーズ参戦していて優勝した事がある。
  • FIAドライバーカテゴリーゴールド以上。
  • 上記基準に満たないものの、STOが特にプラチナドライバーと認めた場合。

 

ジェントルマンドライバー

STOが認めた満35歳以上のアマチュアドライバーをジェントルマンドライバーと呼びます。チームはAドライバーにジェントルマンドライバーを起用する必要があります。

 

エキスパートドライバー

プラチナドライバー、ジェントルマンドライバー以外のドライバーをエキスパートドライバーと呼びます。

 

 

ドライバー交代

スーパー耐久ではレース中に少なくとも2回のドライバー交代を伴うピットストップが義務付けられています。

 

ドライバーの最大運転時間

1人のドライバーの合計最大運転時間は、当初のレース距離(時間)の2/3を超えてはならないと定められています。

プラチナドライバーの運転時間は当初のレース距離(時間)の40%を超えてはなりません。

Aドライバーに登録されたジェントルマンドライバー1人の最低義務周回数(時間)はレース距離が5時間またはレース距離が700km以上の場合は20%以上、レース距離が5時間未満またはレース距離が700km未満の場合は50分間以上と定められています。

 

 

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 スポーツ規則

第6条 ドライバーの参加資格、及び登録人数

(1) FIA国際ドライバーライセンスC以上、または国内ドライバーは当該年度に有効な運転免許証とJAFの発給する国内競技運転者許可証A以上の所持者である事。
ただし、国内競技運転者許可証A所持者については、当該大会前24ヶ月以内に、JAF公認レースに4回以上完走しており、完走認定を受けている事を条件とする。もしくは過去の実績により上記同様の技量とSTOが認めたドライバーとする。

※ STOは何らかの理由により、全てのドライバーに対し参加申し込みの拒否を行うことができる。この拒否の決定は最終的なものであり、異議申し立ては認められない。

(2) エントラントは、次の必要書類を参加受付時に提示しなければならない。
① ドライバーライセンス、及びエントラントライセンス
② メディカルサーティフィケート(国際格式大会)
③ 開催地ASN以外のASNに所属するドライバーは、所属するASNの出場証明書等の書類。

(3) 参加者は参加申し込み期間内に、1台の車両に対し2名以上4名以内のドライバーをA・B・C・Dドライバーとして指名登録しなければならない。
また、ドライバー名や車両名変更など、プログラムに内容を反映出来るのは、第1条(1)に定義された各大会のエントリー申し込み、及び登録変更期間内の申請に限られる。

(4) Aドライバーは、シリーズを通じて変更できない。やむを得ない場合は、書面をもってSTOへ申請することにより、変更を認められる場合がある。

(5) 参加申し込み時の登録ドライバー(年間エントリー登録ドライバーも同じ)からの入替、ならびに B・C・Dの編成変更などを含めた変更手続きは、各大会の参加受付時(通常は予選日の前日)迄に所定の申請書をもって可能とするが、各大会のエントリー申し込み、及び登録変更期間後の変更は、手数料¥10,000(税別)が必要となる。
また、参加申し込み期間にT.B.N登録されたドライバーの登録についても上記同様手数料¥10,000(税別)が必要となる。

(6) 既に年間エントリー登録されているドライバーで、大会に参加しない場合は、各大会の登録変更期間内にSTOへ事前に欠場の連絡を行わなければならない。

(7) ST-Xクラス・ST-Zクラス・ST-TCRクラス専用ドライバー規定
STOは、ST-Xクラス・ST-Zクラス・ST-TCRクラスに参加するドライバーに対し別途3グレードのドライバー規定を設ける。
このドライバー種別は、チームからドライバー申請を受け、STOが規定する。

〈プラチナドライバー〉
認定基準に基づき、STOによりプロドライバーと認定されたドライバーを「プラチナドライバー」と称する。
決勝レースにおける全プラチナドライバーの合計乗車距離(時間)は、当初のレース距離(時間)の40%を超えてはならない。

〈ジェントルマンドライバー〉
STOが認めた満40歳以上のアマチュアドライバー、または2019年時点で60歳以上の全てのドライバーを「ジェントルマンドライバー」と称する。
Aドライバーには、必ず「ジェントルマンドライバー」を登録しなければならない。Aドライバーに登録されたジェントルマンドライバー1人の最低義務周回数(時間)は、当初のレース時間が5時間またはレース距離が700km以上の場合、20%以上とし、当初のレース時間が5時間未満またはレース距離が700km未満の場合は、50分間以上とする。
また、他クラス同様合計乗車距離(時間)が当初のレース距離(時間)2/3を超えてはならない。
大会審査委員会が不可抗力と認めた場合を除き、Aドライバーに登録されたジェントルマンドライバーの運転時間が全くない場合、当該車両は失格となる。プラチナドライバーの距離(時間)超過、ならびにジェントルマンドライバーの距離(時間)不足の場合の裁定は、大会審査委員会に委ねられる。

※ Aドライバー登録以外のジェントルマンドライバーについては、最低義務周回数(時間)に関する規定は適用しない。

〈エキスパートドライバー〉
プラチナドライバー、及びジェントルマンドライバー以外を「エキスパートドライバー」と称する。
各クラス、ジェントルマンドライバーを2名以上登録したチームの参加台数が3台以上の場合、その最上位チームを「ジェントルマン賞」として表彰する。

 

 

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