【4/21】2021年 F1 第2戦 エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅選手に対するペナルティ一覧

 

2021年 スーパーフォーミュラ レギュレーションの主な変更内容

2021年

 

2020年12月18日、JAFは2021年シーズンのスーパーフォーミュラのレギュレーション変更の概要を発表しました。今回発表されたレギュレーション変更内容について解説します。

 

 

有効ポイント制の廃止

2020年シーズンのスーパーフォーミュラでは新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響を受けて、渡航制限を受ける外国人ドライバーやWECなどの海外のレースシリーズへ参戦するドライバーを考慮して、全7戦のうち、全5戦の有効ポイント制で争われました。

全7戦で開催される大会のうち、獲得ポイントの多かった5戦のポイントが採用されるというルールです。

2021年シーズンのスーパーフォーミュラでは、2020年に導入された5戦の有効ポイント制が廃止され、2019年シーズン以前と同様に、すべての大会で獲得したポイントの合計で争われることになります。

スーパーフォーミュラ、レギュレーションの一部改正を発表

 

2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第7条 選手権得点

2. 選手権レースとして認定された各レースにおいて、ドライバーおよびチームに与える得点は、下記の得点基準を適用する。
非得点者があった場合は、その順位を繰り上げて得点が与えられる。
1)~4) (略)
5) 得点合計の対象となるレース数は、選手権レースとして開催されたレースのすべてとする。

 

第8条 デッドヒート (同着)

2. 複数のドライバーまたはチームが同一の得点を得た場合は、下記の基準を用いて上位を決定する。
1) 高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。
2) 上記1)の回数も同一の場合、最終戦における得点をもって決定する。最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。

 

 

タイムペナルティの導入

すでにF1で導入されている『5秒間のタイムペナルティ』と『10秒間のタイムペナルティ』が2021年シーズンのスーパーフォーミュラにおいても導入されることになりました。

F1では5秒間のタイムペナルティと10秒間のタイムペナルティはレース結果にタイム加算されるだけではなく、ピットストップの際に5秒もしくは10秒の間、メカニックが車両に触れずに何もせず待機するだけで、レース中にペナルティを消化することができました。

スーパーフォーミュラについてはピットストップでのペナルティ消化についての記載が無いため、レース結果へのタイム加算のみの運用になると考えられます。

 

2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第15条 インシデント

8. スタート進行中を含めた決勝レースで執行される罰則は、以下の通りとする。

1) タイムペナルティは、次の4つとする。
①5秒間のタイムペナルティ:
競技結果に対して5秒を加算する。

②10秒間のタイムペナルティ:
競技結果に対して10秒を加算する。

ドライビングスルーペナルティ:
(略)

ペナルティストップ:
(略)

9. コントロールラインで、本条項8.1)③および④のタイムペナルティが表示されてから3周以内に規定通りこれを実行できなかった車両については失格とする。

11. 決勝レース終了後に課せられる罰則は、以下の通りとする。
1) 罰則の表示後3周以内にレースが終了し、本条項8.1)③および④のタイムペナルティを規定通り実行できなかった場合、競技結果に対して、ドライビングスルーペナルティまたはペナルティストップに相当するタイムを加算する。なお、加算されるタイムはドライビングスルーペナルティに対し30秒とし、ペナルティストップの場合は、その30秒に停止時間を加えたものとする。

 

 

タイヤ保管方法の特例を廃止

スーパーフォーミュラではタイヤウォーマーの使用が禁止されてきました。2020年シーズンのスーパーフォーミュラでは新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響を受けて、開催スケジュールの見直しが行われ、8月から12月にかけて開催されました。

12月の気温の低い時期での開催となったため、レギュレーション変更によって、タイヤウォーマーの使用は認められないものの、公式通知で示される方法によってタイヤの過熱が認められることになりました。

2021年のスーパーフォーミュラでは2019年シーズン以前と同様にタイヤウォーマーの使用が禁止されますが、公式通知で認められた場合は、指定された方法によってタイヤを加熱することが認められることになります。

 

2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第23条 タイヤ

6. 公式通知に示す方法以外での、タイヤに対する走行前の意図的な加熱は一切禁止される。明確に許可された場合を除き、タイヤの保管場所は密閉された空間であってはならず、外気温より著しく高温になる空間での保管は認められない。

 

 

公式予選の各セッションの運用方法の変更

これまで、スーパーフォーミュラの公式予選はF1と同様にQ1、Q2、Q3の3セッションで行われてきました。

2021年シーズンのスーパーフォーミュラの公式予選では、これまでと同様に3セッションに分けて実施されますが、『Q1』、『Q2』、『Q3』の名称が無くなりました。次のセッションへ出走できる台数についても、レギュレーションから削除されました。

公式予選の基本的な進行については、これまでのシーズンと大きく変更は無いと考えられますが、詳細は、各大会ごとに発行される特別規則書でその都度、明らかにされることになりました。

 

2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第27条 プラクティスセッション(公式予選等)

2. 上記1. 2)のノックアウト予選方式は次のように行われる。
1) 予選は最大で3つのセッションで構成される。
2) 各セッションは、10分のインターバルをはさんで連続して行われる。
3) 最初のセッションは、最大20分間で行われ、すべての車両が出走することが許される。
4) 中間のセッションまたは最終のセッションは、最大20分間で行われ、特別規則書で定める各セッションの上位車両が出走を許される。
5) 各セッションで達成したラップタイムは次のセッションのタイムとして採用されない。

5. 公式予選通過基準タイムは、公式予選で達成されたタイムの総合1位のタイムの107%以内とする。なお、上記1. 2)の公式予選では、最初のセッションにおいて達成された1位のタイムの107%以内とする。

 

 

ピットロード制限速度違反の罰則の変更

スーパーフォーミュラではピットロードの制限速度は60km/hと定められています。2020年のレギュレーションでは、ピットロード制限速度違反をしたドライバーに対しては、『競技結果に影響する罰則』が科せられることになっていました。

2021年のレギュレーション変更では、『この条項に違反した場合は、原則として競技結果に影響する罰則が課せられる。』の文言が削除されました。

レギュレーション変更の意図は分かりませんが、ピットロードの制限速度違反に対しては罰金のような競技結果に影響しないペナルティが科せられる場合があると考えられます。

 

2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第26条 一般安全規定

9. すべてのドライバーは、FIA国際競技規則付則H項に定められたピットレーン通過速度(最高60km/h)を遵守しなければならない。

 

 

参考リンク

 

 

 

SNSでシェアする