スーパーフォーミュラとは

前身となる全日本F2000選手権、全日本F2選手権、全日本F3000選手権、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを経て、2013年に全日本選手権スーパーフォーミュラ(現在は全日本スーパーフォーミュラ選手権)に名称変更すると共に日本だけではなくアジアのトップフォーミュラレースとして位置付けられています。

 

 

ダラーラ製『SF14』

マシンはイタリア・ダラーラ社製の『SF14』が使用され、F1に迫る高い運動性能を持っています。導入初年度の2014年においてはレーシングカーの運動性能が最も試される鈴鹿サーキットの第1セクターでF1よりも速いタイムが計測され話題となりました。全ての開催サーキットにおいてSF14がこれまでのコースレコードを更新しています。

カーボンファイバー製モノコックにリカルド製6速シーケンシャルトランスミッション(パドルシフト)、ブレンボ製ブレーキ等を搭載し、車両重量はドライバーを含め660kgです。

制作 ダラーラ・オートモービル (イタリア)
全長 5,268mm
ホイールベース 3,165mm
全幅 1,910mm
全高 960mm
最低重量 660kg (ドライバー搭乗時)
ギアボックス リカルド 前進6速、パドルシステム
ブレーキ ブレンボ キャリパー、ブレンボ カーボン製ディスク
ステアリングシステム KYB 電動パワーステアリングシステム
フロントサスペンション形式 プッシュロッド トーションバースプリング
リアサスペンション形式 プッシュロッド
安全基準 FIA 2010 F1規定に基づく

 

コースレコード

サーキット タイム ドライバー シーズン
鈴鹿サーキット 1分35秒907 中嶋一貴 2017年
岡山国際サーキット 1分12秒429 石浦宏明 2015年
富士スピードウェイ 1分22秒572 アンドレ・ロッテラー 2014年
ツインリンクもてぎ 1分31秒888 野尻 智紀 2017年
オートポリス 1分26秒196 野尻 智紀 2017年
スポーツランドSUGO 1分04秒910 ニック・キャシディ 2017年

 

2リッター直列4気筒直噴ターボエンジン

スーパーフォーミュラのエンジンは2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンとなり、トヨタとホンダの2社が供給を行っています。またエンジンはSUPER GTと共用化されており、開発面においてもコストダウンに貢献しています。

TOYOTA RI4A

出典:ms.toyota.co.jp

メーカー / 型式 本田技研工業株式会社製 / HR-417E
トヨタ自動車株式会社製 / RI4A
排気量 2,000cc
仕様 直列4気筒、ダイレクトインジェクション
過給器 ターボチャージャー(ギャレット製)
最低重量 85kg
出力 405kw (550ps)以上
出力制限方法 燃料リストリクターによる燃料流量制限

 

オーバーテイクシステム

スーパーフォーミュラには独自のオーバーテイクシステムがあり、レース中に5回(1回あたり20秒)の使用が認められています。オーバーテイクシステムが作動すると規則で規定されている燃料流量が1時間あたり5kg増加し、エンジン出力が50馬力程度アップすると言われています。オーバーテイクシステムの作動中はロールバーのLEDランプが点滅し観客がオーバーテイクシステムの作動を知ることができます。

オーバーテイクシステムはボタンを押してから5秒後に発動するようになっています。これはオーバーテイクシステムを使って追い越そうと仕掛けたときに、仕掛けられた方がオーバーテイクシステムを使ってブロックすることを防ぐためにこのようになっています。


出典:superformula.net

 

ヨコハマタイヤのワンメイク

タイヤはヨコハマタイヤのワンメイクです。
2015年まではブリヂストンがタイヤを供給していました。

第4戦ツインリンクもてぎ、第5戦オートポリスではソフトタイヤが導入され、決勝レースではソフトタイヤと従来のミディアムタイヤの両方の使用が義務付けられました。ソフトタイヤはミディアムタイヤよりも耐久性は低くなりますが、グリップ力が高い特性を持っています。

メーカー 横浜ゴム株式会社製
サイズ フロント:250/620/R13
リア:360/620/R13

 

スーパーフォーミュラ ロゴマーク

©JRP

 

2018年 スーパーフォーミュラ スケジュール

ラウンド 日程 開催地
第1戦 4/20~4/22 鈴鹿サーキット
第2戦 5/11~5/13 オートポリス
第3戦 5/25~5/27 スポーツランドSUGO
第4戦 7/6~7/8 富士スピードウェイ
第5戦 8/17~8/19 ツインリンクもてぎ
第6戦 9/7~9/9 岡山国際サーキット
第7戦 10/26~10/28 鈴鹿サーキット

 

公式合同テストスケジュール

開催日 開催地
3/12~3/13 鈴鹿サーキット
3/28~3/29 富士スピードウェイ

 

スーパーフォーミュラのレース距離

スーパーフォーミュラのレース距離は最短は110km、最長300kmと規則で規定されており、オーガナイザー(主催者)がレース距離を決定し特別規則書に明記します。

2レースで開催される場合もあり、その際は、1レースの距離は最短75km、最長180kmとし、1レースと2レースの合計で合計300km以内と規定されています。

2018年シーズンは1大会1レースが基本となり、2017年まで開催されていた2レース制の大会は無くなることになります。

 

 

ラウンド 開催地 レース距離
第1戦 鈴鹿サーキット 300km
第2戦 オートポリス 250km
第3戦 スポーツランドSUGO 250km
第4戦 富士スピードウェイ 250km
第5戦 ツインリンクもてぎ 250km
第6戦 岡山国際サーキット 250km
第7戦 鈴鹿サーキット 250km

 

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第6条 参加車両

 

2018 スーパーフォーミュラ エントリーリスト

チーム エンジン No. ドライバー
P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1 石浦 宏明
2 国本 雄資
KONDO RACING トヨタ 3 ニック キャシディ
4 山下 健太
DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 5 野尻 智紀
6 松下 信治
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 7
ピエトロ フィッティパルディ
8 大嶋 和也
TEAM MUGEN ホンダ 15 福住 仁嶺
16 山本 尚貴
REAL RACING ホンダ 17 塚越 広大
carrozzeria Team KCMG トヨタ 18 小林 可夢偉
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 19 関口 雄飛
20 平川 亮
VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 36 中嶋 一貴
37 ジェームス ロシター
B-Max Racing team ホンダ 50 千代 勝正
TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 64 ナレイン カーティケヤン
65 伊沢 拓也

 

規則ではエントリー台数に制限はありませんが、決勝へ出場できる台数は最大26台に規定されています。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第29条 スターティンググリッド

 

ライセンス

スーパーフォーミュラに参戦するドライバーはFIAが発給する国際B以上のライセンスが必要です。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第4条 競技許可証(ライセンス)

 

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