【12/1新着】F1 第15戦 バーレーンGP クビアト選手とストロール選手の接触

 

F1 第14戦 トルコGP 公式予選でのイエローフラッグ区間の通過に対する対応

 

F1第14戦トルコGPは滑りやすい路面と雨による影響で波乱の公式予選となりました。そのような中、ポールポジションを獲得したのは、レーシングポイントのランス・ストロール選手が獲得しました。

ランス・ストロール選手としては、自身初めてのポールポジション獲得となり、カナダ人ドライバーとしてはジャック・ヴィルヌーヴ選手以来となる快挙となりました。

2020年 FIA Formula 1 第14戦 トルコGP レース結果

 

 

イエローフラッグ区間を通過したドライバーに対する検証

滑りやすい路面であったため、スピンやコースオフをするドライバーが続出し、その度にイエローフラッグが振られました。

レギュレーションでは、イエローフラッグが1本振られている区間を通過する際は減速をする必要があります。また、コース上に車両が止まっている場合などにはイエローフラッグが2本振られ、このダブルイエローの状態では大幅に減速する必要があります。

黄旗 (イエローフラッグ)

 

今回のトルコGPにおいても、イエローフラッグ区間を通過したラップタイムについては公式予選終了後にすべて審議されることになりました。

その中にはポールポジションを獲得したランス・ストロール選手も含まれていました。

雨が止んでいたため、どのドライバーも走行を重ねるごとにラップタイムが改善していく状況でした。そのため、単純にラップタイムを確認しただけでは、減速できていたかどうかを判断することができません。

そのため、レースコントロールでは記録された映像だけでなく、各車両が記録したテレメトリーのデータを確認することによって、イエローフラッグ区間を通過する際にレギュレーションのとおりに正しく減速できていたかどうかが検証されました。

 

検証結果

レースコントロールによる検証の結果、ポールポジションを獲得したランス・ストロール選手のラップについては、イエローフラッグが1本振られたシングルイエローの区間を通過していたものの、減速ができていたことから問題は無いと判断され、正式にポールポジション獲得が決定しました。

一方で、マクラーレンのランド・ノリス選手とウイリアムズのジョージ・ラッセル選手はイエローフラッグ区間での減速が不十分だったとして、5グリッド降格のペナルティが科されました。

また、イエローフラッグとは関係ありませんが、マクラーレンのカルロス・サインツ選手はQ2でレーシングポイントのセルジオ・ペレス選手の走行を妨害したとして3グリッド降格のペナルティが科されています。

 

スーパーフォーミュラでの対応

スーパーフォーミュラでは独自のルールとして、公式予選中にイエローフラッグ区間を通過した車両のタイムは採択しないルールがあります。

通常はイエローフラッグ区間を通過した際に減速したかどうかが問われますが、スーパーフォーミュラにおいてはイエローフラッグ区間を通過した車両のラップタイムは無条件で採択されないことになっています。

これはドライバーやオフィシャルの安全と公平性を確保のために定められたのではないかと考えられます。

2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第27条 プラクティスセッション(公式予選等)
8. 公式予選中、黄旗提示区間を走行した車両の当該周回タイムは、公式予選結果として採用しない。

スーパーフォーミュラの公式予選

 

まとめ

大きな波乱があったF1トルコGPの公式予選ですが、レーシングポイントのランス・ストロール選手の初めてのポールポジション獲得が確定しました。

F1の公式予選ではイエローフラッグ区間を通過した車両が適切に減速できていたかどうかが検証されることが度々あります。しかし、最終的な判定に至った経緯が公開されることはありません。

スーパーフォーミュラのように、イエローフラッグ区間を通過した車両のラップタイムは無条件で採択しないルールにすれば公平性は保たれます。ただし、今回のトルコGPのようにイエローフラッグが多発するような状況では、まともにラップタイムを記録すること自体が困難だったと考えられます。

ペナルティの裁定結果についてはチームも納得しているはずなので、実際にイエローフラッグ区間で減速できていなかったのは確かなのだと考えられます。

そのようなペナルティに至った経緯を観客や視聴者が知ることができれば、公平性も高まるのではないかと考えます。

問題があると判断されたイエローフラッグ区間を通過する際のスロットルのデータだけでも公開してほしいと思いました。

 

 

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