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F1 第13戦『エミリア・ロマーニャ グランプリ』とは

 

2020年は新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響を受け、世界中のモータースポーツカレンダーが変更を強いられることになりました。F1においても開催スケジュールが大きく見直されることになりました。

ドライバーやチーム関係者の長距離移動による感染拡大を懸念して、アジアやアメリカといった他大陸への移動を伴う開催は行われず、ヨーロッパを中心とした新たな開催スケジュールで行われることになりました。

 

2020年F1開催スケジュール

2020年 F1 開催スケジュール

 

 

F1 第13戦 エミリア・ロマーニャ グランプリ

10月31日(土)、11月1日(日)に第13戦として『エミリア・ロマーニャ グランプリ』が開催されます。エミリア・ロマーニャ グランプリはイタリアのイモラサーキット (アウトドローモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ)で開催されます。イモラサーキットとしては、2006年以来となる14年ぶりのF1開催となります。

F1イタリアグランプリの名称はモンツァでの開催ですでに使用しているため使うことができません。以前はイモラサーキットでF1が開催されるときには『F1 サンマリノ グランプリ』の名称で行われていましたが、今回はエミリア・ロマーニャ グランプリの名称で開催されることになりました。

エミリア・ロマーニャとは、イタリア北部の州の名称で、イモラサーキットのあるボローニャだけでなく、フェラーリの本社があるマラネロも属しています。そのため、エミリア・ロマーニャ州はイタリアの自動車産業の中心地と言えます。

 

2日間での開催

通常、F1の各グランプリは金曜日から日曜日の3日間にわたって開催されます。今回のエミリア・ロマーニャ グランプリは3日間ではなく、土曜日、日曜日の2日間で開催されることになりました。

当初の2020年シーズンのF1は過去最多開催となる全22戦で争われる予定でした。現在のF1は開催グランプリ数の増加に伴い、各グランプリで3日間に渡って行われる走行セッションがドライバーやチームの大きな負担となっています。

そこで、以前から3日間の開催フォーマットを短縮できないかどうかの検討が行われていました。エミリア・ロマーニャ グランプリの2日間での開催は将来のF1における新たなフォーマットへのテストとも言えます。

10月にドイツで開催された第11戦アイフェル グランプリは悪天候のため、メディカルヘリコプターが飛行することができず、金曜日の走行が全てキャンセルとなりました。エミリア・ロマーニャ グランプリのスケジュールはアイフェル グランプリと同じようなスケジュールで開催されることになります。

 

エミリア・ロマーニャ グランプリ タイムスケジュール
日付 現地時間 日本時間 セッション
10/31(土) 10:00~11:30 18:00~19:30 フリー走行
14:00~15:00 22:00~23:00 公式予選
11/1(日) 13:10~15:10 21:10~23:10 決勝

 

 

過去のF1 サンマリノ グランプリ

開催年 勝者 コンストラクター
1981 ネルソン ピケ ブラバム フォード
1982 ディディエ ピローニ フェラーリ
1983 パトリック タンベイ フェラーリ
1984 アラン プロスト マクラーレン TAG
1985 エリオ デ アンジェリス ロータス ルノー
1986 アラン プロスト マクラーレン TAG
1987 ナイジェル マンセル ウイリアムズ ホンダ
1988 アイルトン セナ マクラーレン ホンダ
1989 アイルトン セナ マクラーレン ホンダ
1990 リカルド パトレーゼ ウイリアムズ ルノー
1991 アイルトン セナ マクラーレン ホンダ
1992 ナイジェル マンセル ウイリアムズ ルノー
1993 アラン プロスト ウイリアムズ ルノー
1994 ミハエル シューマッハ ベネトン ルノー
1995 デイモン ヒル ウイリアムズ ルノー
1996 デイモン ヒル ウイリアムズ ルノー
1997 ハインツ ハラルド フレンツェン ウイリアムズ ルノー
1998 デビッド クルサード マクラーレン メルセデス
1999 ミハエル シューマッハ フェラーリ
2000 ミハエル シューマッハ フェラーリ
2001 ラルフ シューマッハ ウイリアムズ BMW
2002 ミハエル シューマッハ フェラーリ
2003 ミハエル シューマッハ フェラーリ
2004 ミハエル シューマッハ フェラーリ
2005 フェルナンド アロンソ ルノー
2006 ミハエル シューマッハ フェラーリ

過去のサンマリノグランプリは全てイモラサーキットで開催

 

1994年 サンマリノ グランプリ

サンマリノグランプリといえば、1994年を思い出す方は多いかと思います。

公式予選でシムテックのローランド・ラッツェンバーガー選手がヴィルヌーヴコーナーの手前でフロントウイングが脱落したことが原因のクラッシュにより亡くなりました。

決勝では、ウイリアムズのアイルトン・セナ選手が高速コーナーのタンブレロでコンクリートウォールにクラッシュし、亡くなりました。

F1としては、1982年のリカルド・パレッティ選手以来となる死亡事故が1つのグランプリで2回も発生しました。1994年サンマリノグランプリでは、これらの事故以外にも、金曜日のフリー走行でルーベンス・バリチェロ選手が大きなクラッシュをしたり、決勝のスタート直後のアクシデントでは飛んだパーツの破片によって観客が負傷するなど、大きな事故が多発しました。

1994年F1サンマリノグランプリの事故を教訓にF1の安全性が見直されるきっかけになり、イモラサーキットも安全性向上のため、サーキットレイアウトが変更されました。現在でも世界各国でモータースポーツの安全性向上に向けた取り組みが継続されています。

 

まとめ

14年ぶりにイモラでのF1開催が帰ってきます。イモラサーキットは鈴鹿サーキットやモンツァ、スパ・フランコルシャンのような『オールド・サーキット』と呼ばれる昔ながらのサーキットレイアウトをしています。

近代的なサーキットは長いストレートとコーナーが連続するテクニカルセクションで構成される傾向にあります。オールド・サーキットは昔の人達が自由にサーキットを設計して生まれたレイアウトであるため、オーバーテイクが難しかったりする場合もありますが、基本的にはチャレンジングなレイアウトのサーキットであることは間違いありません。

新型コロナウイルスの影響が無ければ、イモラでのF1開催の復活は実現しませんでした。今回のイモラでのF1開催をプラスに考え、現在のハイブリッドパワーユニットのF1がイモラサーキットをどのように走るのか楽しみにしたいと思います。

 

 

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