2020年、新型コロナウイルス『COVID-19』感染拡大の影響を受けて、F1の開催スケジュールが見直されました。その結果、当初の開催スケジュールにはなかったトルコのイスタンブール・パーク・サーキットでF1が開催されることになりました。F1トルコグランプリは11月13日から11月15日までの3日間のスケジュールで開催されます。
タイムスケジュール
開催日 | 現地時間 | 日本時間 | セッション |
11/13 | 11:00~12:30 | 17:00~18:30 | フリー走行 1回目 |
15:00~16:30 | 21:00~22:30 | フリー走行 2回目 | |
11/14 | 12:00~13:00 | 18:00~19:00 | フリー走行 3回目 |
15:00~16:00 | 21:00~22:00 | 公式予選 | |
11/15 | 13:10~ | 19:10~ | 決勝 |
過去のF1トルコグランプリ
開催年 | 勝者 | コンストラクター |
2005 | キミ ライコネン | マクラーレン メルセデス |
2006 | フェリペ マッサ | フェラーリ |
2007 | フェリペ マッサ | フェラーリ |
2008 | フェリペ マッサ | フェラーリ |
2009 | ジェンソン バトン | ブラウン メルセデス |
2010 | ルイス ハミルトン | マクラーレン メルセデス |
2011 | セバスチャン ベッテル | レッドブル ルノー |
これまで、F1トルコグランプリは、2005年から2011年にわたって、7回のF1を開催してきました。また、すべてイスタンブール・パーク・サーキットで開催されてきました。トルコでのF1開催は9年ぶりとなります。
2006年からフェラーリのフェリペ・マッサ選手が3年連続で優勝していることから、トルコグランプリはフェリペ・マッサ選手の印象が残るグランプリであると言えます
2020年のF1トルコグランプリは10万人の観客を動員することを目標としていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、無観客で行われることになりました。
イスタンブール パーク サーキット
イスタンブール・パーク・サーキットはトルコを代表する都市のひとつであるイスタンブールの中心部から東へ50kmほど離れた郊外に位置しています。サーキットは富士スピードウェイをはじめとする近代的なF1開催サーキットを数多く手がけてきたヘルマン・ティルケ氏が設計しました。ヘルマン・ティルケ氏が設計するサーキットはテクニカルセクションと長いストレートを組み合わせたサーキットが多いですが、イスタンブール・パーク・サーキットは地形の起伏を生かしたレイアウトとなっています。
イスタンブール・パーク・サーキットは第13戦エミリア・ロマーニャGPの開催地であるイモラ・サーキットと同様の数少ない左回りのサーキットとなっています。特に4つの左コーナーを組み合わせた『ターン8』はイスタンブール・パーク・サーキットの特徴となっている高速コーナーです。ただし、現在のダウンフォースの高いF1マシンでターン8を全開で走行するのは難しくはないと言われています。
バックストレートの中間地点にあたるターン11はブラインドコーナーとなっており、ストレートのエンドのターン12はオーバーテイクポイントになると考えられています。イスタンブール・パーク・サーキットは高速コーナーが注目される傾向にありますが、数多くの低速コーナーと組み合わされており、ドライバーにとってチャレンジングなサーキットとなっています。
サーキット レイアウト
出典:formula1.com
全長:5.340km
MAP
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