10月1日、NTTインディカーシリーズが2021年の開催スケジュールを発表しました。新型コロナウイルス『COVID-19』の感染拡大の影響を受け、2020年シーズンは開幕が遅れましたが、インディカーシリーズとしてはシーズン終盤での発表となりました。
F1をはじめ、海外のメジャーなモータースポーツカテゴリーは2020年シーズンを開催することで精一杯といった状況で、2021年シーズンのことはまだ考えられないような状況です。そのような中、インディカーシリーズは他のカテゴリーに先駆けて2021年シーズンの開催スケジュールを発表しました。
2021年シーズンのインディカーシリーズは、これまで開催されてきたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ (COTA)での開催が無くなってしまいましたが、新たにナッシュビルのストリートコースでの開催が決定しました。また、2020年シーズンでは新型コロナウイルスの影響で開催が中止となったロングビーチなどでの開催が戻ってきます。
2021年 NTTインディカーシリーズ 暫定開催スケジュール
ラウンド | 日程 | 開催地 |
第1戦 | 3/7 | セントピーターズバーグ |
第2戦 | 4/11 | バーバー |
第3戦 | 4/18 | ロングビーチ |
第4戦 | 5/1 | テキサス |
第5戦 | 5/2 | テキサス |
第6戦 | 5/15 | インディアナポリス |
第7戦 | 5/30 | インディアナポリス500 |
第8戦 | 6/12 | ミシガン |
第9戦 | 6/13 | ミシガン |
第10戦 | 6/20 | ロードアメリカ |
第11戦 | 7/4 | ミドオハイオ |
第12戦 | 7/11 | トロント |
第13戦 | 8/8 | ナッシュビル |
第14戦 | 8/14 | インディアナポリス |
第15戦 | 8/21 | ゲートウェイ |
第16戦 | 9/12 | ポートランド |
第17戦 | 9/19 | ラグナセカ |
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、国内外のほぼ全てのモータースポーツカテゴリーで開催スケジュールの変更を強いられました。当然ながら、インディカーシリーズも大きな影響を受け、3月にセントピーターズバーグで無観客で開催される予定だった開幕戦は直前で開催中止が決定しました。
インディカーシリーズは他のモータースポーツカテゴリーに先駆けて、6月に2020年のシーズンを開幕しました。インディ500として有名なインディアナポリス500も8月へ開催延期となりました。無観客ではありましたが、無事に開催することができ、佐藤琢磨選手がインディ500の2度目の勝利を飾っています。
2020年 NTTインディカーシリーズ 開催スケジュール
ラウンド | 日程 | 開催地 |
第1戦 | 6/6 | テキサス |
第2戦 | 7/4 | インディアナポリスGP |
第3戦 | 7/11 | ロード アメリカ |
第4戦 | 7/12 | ロード アメリカ |
第5戦 | 7/17 | アイオワ |
第6戦 | 7/18 | アイオワ |
第7戦 | 8/23 | インディアナポリス500 |
第8戦 | 8/29 | ゲートウェイ |
第9戦 | 8/30 | ゲートウェイ |
第10戦 | 9/12 | ミドオハイオ |
第11戦 | 9/13 | ミドオハイオ |
第12戦 | 10/2 | インディアナポリス |
第13戦 | 10/3 | インディアナポリス |
第14戦 | 10/25 | セントピーターズバーグ |
2020年のモータースポーツは開幕が遅れたものの、世界各国でレースが開催され、着々とスケジュールが進んでいます。今後、2021年のシーズンを迎えても、新型コロナウイルスの影響によって、開催スケジュールに変更があるかもしれません。
ウイルスに負けず、モータースポーツが開催されているのを見ると、とても嬉しく思います。次は以前のようなたくさんの観客の前でモータースポーツが開催されることを期待しています。
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