ドライバー

ドライバーは1チーム2~3名

チームは1台の車両に対して2名以上3名以内のドライバーをA・B・Cドライバーとして登録する必要があります。

 

ドライバー交代

スーパー耐久ではレース中に少なくとも2回のドライバー交代を伴うピットストップが義務付けられています。

 

ライセンス

スーパー耐久に出場するにはJAFが発給する国内競技運転者許可証A以上が必要です。ただし、FIAグレードCで出場する外国籍ドライバーを除きます。

 

プラチナドライバー

ST-Xクラス・ST-Zクラス・ST-Rクラスに参戦するドライバーに対してSTO(スーパー耐久機構)が定める認定基準によって決められます。この基準に適合しないドライバーはジェントルマンドライバーと呼ばれます。

 

プラチナドライバーの認定基準

  • 過去に F1用スーパーライセンスを取得した事がある。
  • 過去にルマン 24 時間レースで優勝した事がある。
  • 自動車メーカーのワークスドライバー/ 開発ドライバーを務めた事がある。
  • WEC、ならびにWTCCのFIA世界選手権におけるシリーズチャンピオン。
  • SUPER GT GT300クラスシリーズチャンピオン
  • 2011年以降のSUPER GT GT300 にシリーズ参戦していて優勝した事がある。
  • FIAドライバーカテゴリー ゴールド以上。
  • 上記基準に満たないものの、STO が特にプラチナドライバーと認めた場合。
  • 2016年以前にSUPER GT GT500、Super Formula、ならびにFormula Nipponにシリーズで参加実績がある。
  • 国際 F3000、CART / Champcar、IRL、または GP2の各選手権でシリーズランキングのトップ10 に入った事がある。

 

プラチナドライバーの最大運転時間

ST-Xクラス、ST-Zクラス、ST-Rクラスのプラチナドライバーを除いて、一人のドライバーの合計最大運転時間は、当初のレース距離(時間)の2/3を超えてはなりません。

 

公式予選

公式予選は、Aドライバー用、Bドライバー用が各20分間行われます。
一度に全てのクラスが同時に走行すると、コース上が混雑するため、クラス毎に1グループ、2グループに分かれての走行となります。1グループ、2グループの内訳は大会毎の特別規則書で規定されます。

 

グリッド順はA/Bドライバーの合算タイム

スーパー耐久シリーズではAドライバー、Bドライバーがそれぞれ記録したラップタイムの合算でグリッドが決定されます。C/Dドライバーが記録したラップタイムは順位に影響は与えません。

 

公式予選通過基準ラップタイム

公式予選で記録された当該クラスの上位3位のタイムを平均し、その110%が公式予選通過基準ラップタイムとなります。Aドライバー、Bドライバー共に、この基準タイムを上回らなければなりません。

 

スタート

スタート進行

スーパー耐久ではフォーメーションラップ開始時間を起点として以下のスケジュールでスタート進行を行います。グリッドへの試走の時間は各レース毎にそれぞれ定められます。

フォーメーションラップ開始 内容
5分前 グリッドへの進入禁止、コース上における全ての作業禁止
3分前 ドライバー、競技役員以外はコース上から退去
1分前 エンジン始動
30秒前 この合図のあと緑旗が振られフォーメーションラップ開始

 

フォーメーションラップ

フォーメーションラップが開始されると、グリッド前方のポストでは開始の合図としてグリーンフラッグが振られ、その他の全てのポストでは黄旗が振られます。また、コントロールライン上のシグナルブリッジではレッドシグナルが点灯されます。

フォーメーションラップはペースカーが先導して行われます。出走台数に応じて2台のペースカーによって先導が行われる場合があります。この場合は隊列は第1グループと第2グループに分けられ、各グループの先頭にペースカーが着きます。各グループの内訳はレース毎に決定されます。

コース上のあらかじめ決められた位置でGRIDボードが提示されたら、競技車両は2列の隊列を形成します。これは次にコントロールラインを通過するときレーススタートとなる合図です。

 

ローリングスタート

スーパー耐久のレーススタートはローリングスタートで行われます。

先導のペースカーがピットインし、競技車両は2列の隊列を形成したまま、メインストレートを立ち上がります。そしてシグナルグリーンと同時にレーススタートとなります。コントロールライン付近のオブザベーションポストでは国旗が振られます。

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スーパー耐久ではレーススタートの合図となるグリーンシグナルが点灯するまでは先頭車両の速度は70~90km/hをキープしなければならず、コントロールラインを通過するまで追い越しは禁止されます。

 

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セーフティカー

スーパー耐久シリーズでのセーフティカーの運用ルールは国際モータースポーツ競技規則付則H項に基本的に準拠します。

 

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FCY (フルコースイエロー)

スーパー耐久シリーズでは2018年シーズンからFCY(フルコースイエロー)が導入されています。FCYは世界耐久選手権(WEC)をはじめとした海外のレースでは既に運用されていますが、国内のシリーズとしてはスーパー耐久シリーズが初めての運用となります。

コース上やコース脇に車両が停止するなど、コース上に危険が存在するものの、セーフティカーを導入するほどではないと競技長が判断したときにFCYが導入されます。

FCYが導入されると、イエローフラッグの振動表示と『FCY』と書かれたボードが全てのオブザベーションポストで提示されます。各車両は1列の隊列を作って走行しなければならず、コース上での追い越しは禁止されます。

FCY中にピットイン、ピットアウトすることは可能となっていますが、ペナルティの消化はできません。

コース上で停止車両の回収作業が行われている箇所については、手前のポストで『ZONE50』と書かれたボードが提示され、イエローフラッグが2本振られます。ここから、次のイエローフラッグと『FCY』ボードが提示されたオブザベーションポストを通過するまでの間は、50km/hで走行しなければならないことになっています。

FCYが解除されると、全てのオブザベーションポストで提示していたイエローフラッグ、FCYボードが撤去され、グリーンフラッグが振られることにより、各ドライバーにFCY終了が伝えられます。

 

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