ペナルティ

レース中に執行されるペナルティはドライブスルーペナルティとペナルティストップの2種類です。

ペナルティがアナウンスされてから3周以内に消化しなかった場合は失格となります。ペナルティを消化できないままレースが終了してしまった場合は、レース結果にペナルティに応じたタイムが加算されます。また、セーフティカーが導入されている間はペナルティを消化することはできません。

どのような違反に対してどのようなペナルティが科されるのかは、以下のように目安が設定されています。基本的にはドライブスルーペナルティとなりますが、重度の違反と判断された場合はペナルティストップが科されます。

出典:youtube.com

 

ドライブスルーペナルティ

  • ジャンプスタート
  • 黄旗無視等のH項違反
  • ピット作業違反
  • ピットレーンの速度制限違反
  • 上記以外の反則行為

 

ドライブスルーペナルティからペナルティストップ30秒

  • 「GTAドライビング・モラルハザード防止制度に抵触する行為」に該当する接触行為

 

ペナルティストップ30秒以上

  • 上記の違反のうち重度な違反行為

 

2019 SUPER GT Sporting Regulations - 第13条 インシデント

 

関連記事

 

GTA ドライビング・モラルハザード防止制度

SUPER GTでは観客に対してプロフェッショナルで魅力的なレースを見せるために『GTA ドライビング・モラルハザード防止制度』が設けられています。コース上での車両同士の接触やレギュレーションに違反する行為、ペナルティではないもののマナーに反する行為などに対して、行為を行ったドライバーにペナルティポイントが課せられます。

ペナルティポイントが一定数に達したドライバーは、公式練習への参加禁止やスターティンググリッドの降格、次レースへの出場停止などの罰則が課されます。ペナルティが課されるドライバーはレース開催前にモラルハザード適用ドライバーとしてブルテンにて発表されることになっています。

ペナルティポイントは加算されてから2レース経過以降のレースで新たにペナルティポイントが加算されなければ2ポイント減算されます。ペナルティポイントはシリーズの年度に関わらず累積されるため、新たな年度のシーズンがスタートしても前年度のペナルティポイントは残ったままとなります。

 

2018 SUPER GT 第5戦 富士スピードウェイ モラルハザード適用ドライバーについて

星野 一樹 (No.10 GAINER TANAX triple a GT-R)

内容:

第4戦においてペナルティポイント4点が課せられ、累計ポイントが合計で4点以上となったため、次回出場大会の公式練習における最初の1時間が参加禁止となりました。

 

©GTA

 

ペナルティポイントと対象事例

ポイント 事例
1 「黒白旗」の提示を受けた危険なドライブ行為
2 同クラス同士の接触で相手をスピンアウトさせる行為
3 他クラス車、同クラス異周回数車をスピンアウトさせる行為
3 黄旗中のスピン
3~ 赤旗中のスピン
1~3 安全確認義務違反
3~5 安全確認義務違反で他の車両をコースアウトやクラッシュさせる行為
4~10 報復行為、上記事例で悪質と判断される行為や暴力行為
2~5 青旗無視

 

ドライバーへの罰則

ポイント 罰則
4 次回出場競技会の公式練習(最初の1時間)参加禁止
6 次回出場競技会の公式練習(終日)参加禁止
8 次回出場競技会の公式練習(終日)参加禁止かつ決勝レースのスターティンググリッドで8グリッド降格
10 次競技会のレース参加拒否

 

スペアカー、エンジン交換

SUPER GTではスペアカーの使用は禁止されており、シーズン中の車両交換も禁止されています。シャシー交換を行った場合は、決勝レース中にペナルティストップが科されます。

GT500クラスはシーズン中に使用できるエンジンの数が2基までに制限されています。2基を超えてエンジンを使用する場合は、決勝レース中にペナルティストップが科されます。2016年までは年間3基でしたが、2017年からはレギュレーション変更により年間2基までとなりました。

2019 SUPER GT Sporting Regulations - 第22条 車両とエンジン

 

 

ポイントシステム

タイトルはGT500クラスとGT300クラスのそれぞれでドライバーに対するタイトルとチーム(エントラント)に対するタイトルがあります。レース順位に応じてドライバー(組)とチームに対して以下のポイントが与えられ、ポイントの合計でチャンピオンが決定します。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 11 8 6 5 4 3 2 1

 

レース距離が700km以上の場合は以下のポイントが与えられます。2017年シーズンでは第6戦の鈴鹿サーキットでのレースが該当します。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
25 18 13 10 8 6 5 4 3 2

 

レース結果に応じたポイントだけではなく、以下の場合において別途ポイントが与えられます。

ポールポジションドライバーへ1ポイント

GT500クラス/GT300クラス共通

  • 公式予選でポールポジションを獲得したドライバー(組)に1ポイントが与えられます。

 

完走したチームへのポイント

GT500クラス

トップと同一周回で完走 1周遅れで完走 2周遅れ以上で完走
3 2 1

 

GT300クラス

トップと同一周回で完走 1周遅れで完走 2周遅れ以上で完走
3 3 1

 

レース途中で中止となった場合

先頭車両が2周回を完了する前に中止となった場合

  • レースは成立せず、ポイントは与えられません。

先頭車両が2周回を完了し、レース距離の75%未満で中止となった場合

  • レースは成立しますが、与えられるポイントは半分になります。

先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後で中止となった場合

  • レースは成立し、通常のポイントが与えられます。

 

同ポイントの場合

  • 1位の回数が多い方が上位となる
  • 1位の回数が同じ場合は2位の回数が多い方が上位となる
  • 1位、2位の回数が同じ場合は3位の回数が多い方が上位となる
    といったように順位が決まるまで続ける。

 

関連記事