2024年 F1 第5戦 中国GP 開催概要

 

2020年 スーパーフォーミュラのレース中に執行されるペナルティ

2020年

 

2021年シーズンの内容については
こちらを参照ください。

 

レース中に執行されるペナルティ

レース中に執行されるペナルティはドライブスルーペナルティとペナルティストップの2種類です。

penaltyboard

 

ペナルティがアナウンスされてから3周以内に消化しなかった場合は失格となります。

 

 

レース後に執行されるペナルティ

ペナルティが提示されたが、3周以内にレースが終了しペナルティを消化することができなかった場合、レース結果に対してタイム加算が行われます。

 

ドライブスルー相当のペナルティ

競技結果に30秒を加算

 

ペナルティストップ相当のペナルティ

競技結果にペナルティストップの時間と30秒を加算

 

 

ペナルティの目安

 

違反内容 ペナルティ
反則スタート ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上
黄旗無視等のH項違反 ペナルティストップ10秒または、それ以上
ピット作業違反 ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上
ピットレーンの速度制限違反 ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上
危険なドライブ行為 ドライビングスルーペナルティ、ペナルティストップ10秒以上、
または他の罰則。いずれかの罰則に加えペナルティポイント
スタート進行中の違反行為 ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上

 

 

2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則

第15条 インシデント

8.スタート進行中を含めた決勝レース中に執行される罰則は、以下の通りとする。

1) レース中に課されるタイムペナルティは、次の2つとする。

1 ドライビングスルーペナルティ:

ドライバーは下記2)のボード提示後、ピットレーンに進入し、ピットに停止せずにピットレーン出口からレースに復帰しなければならない。

2 ペナルティストップ:

ドライバーは下記2)のボード提示後、ピットレーンに進入し、ペナルティストップエリアに少なくともタイムペナルティとして課せられた時間の間、停止した後、ピットレーン出口からレースに復帰しなければならない。また、自チームのピットに停止することは許されない。ペナルティストップエリアでは、車両はエンジンを停止する必要はない。エンジンが停止した場合は、ペナルティの時間が経過した後に、エンジン始動用外部エネルギー源あるいは補助的装置によって再始動することができる。

2) 下記の反則行為について、罰則が決定したならば、直ちに罰則の種類を示すボード、当該車両の競技番号を記入した黒のボードがコントロールラインで表示され、合わせてピット放送が行われる。

1 反則スタート:ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上。
2 黄旗無視等のH項違反:ペナルティストップ10秒または、それ以上。
3 ピット作業違反:ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上。
4 ピットレーンの速度制限違反:ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上。
5 本条項1.違反:ドライビングスルーペナルティ、ペナルティストップ10秒以上、または他の罰則。いずれかの罰則に加えペナルティポイント。
6 スタート進行中の違反行為:ドライビングスルーまたは、それ以上。

9.コントロールラインでタイムペナルティが表示されてから3周以内に規定通りこれを実行できなかった車両については失格とする。

10.失格の場合には、当該ドライバーに対しても信号で伝達される。この目的のため、当該車両の競技番号を記入した黒のボードと黒旗をコントロールラインで表示する。当該競技参加者またはその代理人も停止を指示する信号を当該ドライバーに表示すること。ドライバーが、なお停止しない場合には、追加の罰則が課せられる場合がある。

11. 決勝レース終了後に課せられる罰則は、以下の通りとする。

1) 罰則の表示後3周以内にレースが終了しタイムペナルティを規定通り実行できなかった場合、競技結果に対して、ドライビングスルーペナルティまたはペナルティストップに相当するタイムを加算する。なお、加算されるタイムはドライビングスルーペナルティに対し30秒とし、ペナルティストップの場合は、その30秒に停止時間を加えたものとする。

2) 上記1)に該当しない場合、競技会審査委員会は、本条項8.2)に明記された1~6以外の罰金を含む罰則を課す場合がある。

3) 決勝レース中に違反行為を行ったドライバーに対し上記1)および2)による罰則の適用が履行できない場合、競技会審査委員会は、次大会の「スターティンググリッド降格」等の罰則を課すことができる。

 

 

ペナルティポイント

スーパーフォーミュラでは他車との接触や規則違反などによってペナルティを受けたドライバーに対してペナルティポイントが課され、累積したペナルティポイントが一定数に達すると、そのドライバーに対して出場停止の処分が言い渡されます。悪質な場合には以降のレースへの出場停止やドライバーズポイント剥奪といった厳しい処分が行われます。

ペナルティポイントの点数は違反内容によって異なります。

 

  違反内容 ポイント
A 故意または重大な過失による危険な行為 3点以上
B 上記Aに属さない危険な行為 2点
C 接触行為または、それに相当する行為 1点

 

ペナルティポイントは与えられてから12ヶ月有効となるため、シーズンが終了してもペナルティポイントは次シーズンへ持ち越されます。

 

累積ペナルティポイントに応じた処分

(1) 6ポイントに達した場合は、自動的に次大会の出場は許されない。
(2) 上記(1)の処分を受けた後に、4ポイントに達した場合は、次大会の出場が許されない。
(3) 上記(2)の処分を受けた後は、常に2ポイントに達すると、次大会の出場は許されない。

いずれも出場停止がとけた時点から、そのポイントは消去されます。

ペナルティポイントを頻繁に与えられたドライバーには、上記に加え下記のいずれかの罰則が課される場合があります。

  • 選手権の全戦の出場停止処分
  • 選手権のポイントの剥奪
  • 次シーズンへの公式登録の拒否

 

 

ペナルティの事例

 

 

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