ピットロード

ピットロード制限速度

スーパーフォーミュラではピットロードの制限速度は60km/h以下です。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第26条 一般安全規定

 

作業エリアで活動できるチームクルーは最大6名まで

スーパーフォーミュラでは車両がピットの作業エリアに停止した際に車両の作業につくことのできるチームクルーは最大6名に限定されます。この6名でタイヤ交換、燃料の給油、消火器、車両誘導など全ての作業を行います。また、ピット内で作業を行う場合はチームクルーの人数については限定されません。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第21条 ピットエリア

 

タイヤ交換

ピットの作業エリアで活動できるチームクルーは最大6名ですが、タイヤ交換を行う際には安全のため、6名のうちの1名は車両誘導として活動する必要があります。また、給油要員として1名、消火器要員として1名必要になりますので、タイヤ交換は3名のチームクルーで行わなければなりません。

3名で4本のタイヤ交換だけでなくジャッキアップ作業も行う必要があります。ピット作業を可能な限り短い時間で完了させるために、各チームが工夫してピット作業を分担しているのも、スーパーフォーミュラの見どころの1つと言えます。

外したタイヤは地面に平置きの状態にしなければなりません。タイヤを立てた状態で置いたり、放り投げたりしてはいけません。またタイヤを他のチームクルーに直接手渡しすることも違反となります。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第21条 ピットエリア

 

その他のルール

  • ピットエリアではバックギアの使用は禁止されます。後退するにはチームクルーによって手押しで押し戻さなければなりません。
  • ピットを離れるときには、後方から来る他の車両の走路を妨害することなく、安全を確認しピットアウトする必要があります。
  • スーパーフォーミュラでは燃料補給を行うときにはエンジンを切る必要はありません。

 

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ペナルティ

レース中に執行されるペナルティ

レース中に執行されるペナルティはドライブスルーペナルティとペナルティストップの2種類です。

penaltyboard

ペナルティがアナウンスされてから3周以内に消化しなかった場合は失格となります。

 

レース後に執行されるペナルティ

ペナルティが提示されたが、3周以内にレースが終了しペナルティを消化することができなかった場合、レース結果に対してタイム加算が行われます。

ドライブスルー相当のペナルティ

  • 競技結果に30秒を加算

ペナルティストップ相当のペナルティ

  • 競技結果にペナルティストップの時間と30秒を加算

 

ペナルティの目安

違反内容 ペナルティ
反則スタート ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上
黄旗無視等のH項違反 ペナルティストップ10秒または、それ以上
ピット作業違反 ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上
ピットレーンの速度制限違反 ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上
危険なドライブ行為 ドライビングスルーペナルティ、ペナルティストップ10秒以上、
または他の罰則。いずれかの罰則に加えペナルティポイント
スタート進行中の違反行為 ドライビングスルーペナルティまたは、それ以上

 

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第15条 インシデント

 

ペナルティポイント

スーパーフォーミュラでは他車との接触や規則違反などによってペナルティを受けたドライバーに対してペナルティポイントが課され、累積したペナルティポイントが一定数に達すると、そのドライバーに対して出場停止の処分が言い渡されます。悪質な場合には以降のレースへの出場停止やドライバーズポイント剥奪といった厳しい処分が行われます。

ペナルティポイントの点数は違反内容によって異なります。

  違反内容 ポイント
A 故意または重大な過失による危険な行為 3点以上
B 上記Aに属さない危険な行為 2点
C 接触行為または、それに相当する行為 1点

ペナルティポイントは与えられてから12ヶ月有効となるため、シーズンが終了してもペナルティポイントは次シーズンへ持ち越されます。

 

累積ペナルティポイントに応じた処分

(1) 6ポイントに達した場合は、自動的に次大会の出場は許されない。
(2) 上記(1)の処分を受けた後に、4ポイントに達した場合は、次大会の出場が許されない。
(3) 上記(2)の処分を受けた後は、常に2ポイントに達すると、次大会の出場は許されない。

いずれも出場停止がとけた時点から、そのポイントは消去されます。

ペナルティポイントを頻繁に与えられたドライバーには、上記に加え下記のいずれかの罰則が課される場合があります。

  • 選手権の全戦の出場停止処分
  • 選手権のポイントの剥奪
  • 次シーズンへの公式登録の拒否

 

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スペアカー、エンジン交換

スーパーフォーミュラではスペアカーの使用は禁止されています。

エンジンは連続して4大会使用しなければならず、規定外のエンジン交換を実施した場合は10グリッド降格のペナルティとなります。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第24条 車両とエンジン

 

ポイントシステム

スーパーフォーミュラではドライバーとチームに対するタイトルがあります。

レース順位に応じてドライバーとチームに対して以下のポイントが与えられ、獲得したポイントの合計でチャンピオンが決まります。

1大会1レース

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位
10 8 6 5 4 3 2 1

 

1大会2レース (第2戦 岡山、第7戦 鈴鹿)

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位
5 4 3 2.5 2 1.5 1 0.5

 

  • 2レース制の場合、与えられるポイントは半分になります。
  • レース距離の75%を完了する前にレースが成立した場合、ポイントは半分になります。
  • 第7戦鈴鹿大会に限り、第1・第2レースの勝者には通常ポイントとは別に3ポイントが与えられます。

 

ドライバーに対してのポイント

ポールポジションドライバーに1ポイント

  • ポールポジションを獲得したドライバーへ1ポイントが与えられます。
  • 2レース制の場合は、それぞれのポールポジションに対して1ポイントずつが与えられます。

最終戦の優勝ドライバーに3ポイント

  • 最終戦の優勝ドライバーには3ポイントが加算されて与えられます。
  • 2レース制の場合は、それぞれのレースの優勝ドライバーに対して3ポイントずつが与えられます。

 

チームに対してのポイント

チームに所属する上位2台の獲得したポイントがチームに対してのポイントとして与えられます。チームに対しては、ポールポジションや最終戦優勝者に与えられるポイントは加算されません。

 

レース途中で中止となった場合

先頭車両が2周回を完了する前に中止となった場合

  • レースは成立せず、ポイントは与えられません。

先頭車両が2周回を完了し、レース距離の75%未満で中止となった場合

  • レースは成立しますが、与えられるポイントは半分になります。

先頭車両がレース距離の75%以上を完了した後で中止となった場合

  • レースは成立し、通常のポイントが与えられます。

 

同点の場合

最終戦を終えて獲得したポイントが同ポイントとなった場合、規則に従い順位を決定します。

2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権 統一規則 - 第8条 デッドヒート(同着)

 

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